【文スト】少女が転生して武装探偵社の一員になる

異能力☻15 ページ17

中島「(マフィア……！)」

マフィアねぇ

杉本「そういえば！マフィアの報復手口に似た殺し方があった筈です！もしかしたら先輩は捜査で対立したマフィアに殺され___」

大宰「違うよ」

杉本「え……」

大宰「マフィアの報復の手口は身分証と同じだ、細部が身分を証明する

マフィアの手口はまず、裏切り者に敷石を噛ませて後頭部を蹴りつけ顎を破壊、激痛に悶える犠牲者をひっくり返して胸に3発」

中島「うぇっ」

A「おぉ！すごい」

杉本「正確にはそうですが……」

大宰「この手口マフィアに似ているがマフィアじゃないつまり___」

箕浦「犯人の……偽装工作！」

杉本「そんな……偽装の為だけに遺骸に2発も撃つなんて……非道い」
ﾋﾟｸｯ
江戸川「ぶ〜！！」

杉本「ﾋﾞｸｯ」

A「うわっ！」



江戸川「はい時間切れ〜！駄目だねぇ君名探偵の才能ないよ！ww」

杉本「……」


箕浦「あのなぁ貴様！先刻から聞いていればやれ、推理だの名探偵だななど通俗創作の読み過ぎだ！事件の解明は即ち地道な調査 聞き込み 現場検証だろうが！」

江戸川「はぁ？

まだ判ってないの？名探偵は調査なんかしないの僕の能力は【超推理】は一度経始すれば犯人が誰で何時どうやって殺したか瞬時に判るんだよのみならずどこに証拠があって、どう押せば犯人が自白するか啓示の如く頭に浮かぶ」

箕浦「巫山戯るな貴様は神か何かか！そんな力が有るなら俺たち刑事は皆免職じゃないか！」

江戸川「まさにその通り漸く理解が追いついたじゃないか」

箕浦「__ッ！」

大宰「まぁまぁ刑事さん落ち着いて乱歩さんは始終こんな感じですから」

江戸川「僕の座右の銘は『僕がよければ全てよし』だからな！」

大宰【座右の銘】『清く明るく元気な自 殺』

中島【座右の銘】『生きているならいいじゃない』

元気な自 殺って何！？


ん？私は『推しが生きてるなら全て良し』


箕浦「そこまで云うなら見せて貰おうかその能力とやらを！」

江戸川「おやそれは依頼かな？」

箕浦「失敗して大恥をかく依頼だ！」


江戸川「あっはっは 最初から素直にそう頼めばいいのに」

箕浦「ふん何の手掛かりもないこの難事件を相手に大した自信じゃないか 60秒計ってやろうか？」

乱歩さんは

江戸川「そんなにいらない」

大宰「A、敦君よく見てい給え探偵社を支える能力だ」


江戸川「――【超推理】」



江戸川「…………な・る・ほ・ど」


箕浦「犯人が判ったのか」

江戸川「勿論」

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