２２話 ページ23
Aside
目が覚めた時、私はベッドの上にいた
辺りを見回すと、澤村、西谷、山口の3人。
澤｢目…覚めたか｣
貴｢うん…日向と、東峰は…？｣
顔を歪め、首を横に振る澤村。
その悲しそうな目は、泣いたのか少し腫れている
貴｢私…気絶してたのかな｣
澤｢壁にぶつかってから、
そのまま気を失ってた。
さっき拾った鍵が使えるところがあるはずだ。
歩けるか？｣
｢大丈夫｣と返事をしてベッドから下りた時、
少しの痛みが左足首に走った。
さっき少し痛めた…？
…そんなことない。大丈夫…。
自分に言い聞かせて、部屋を出た。
――――――――
次の部屋に行くドアを見つけ、鍵で開けようとした時
｢あぁぁぁああぁぁっ！！！｣
誰かの叫び声が響いた。
今ここにいないのは、菅原と田中。
さっきの声は…
西｢…龍……!?｣
澤｢行くぞ！｣
私たちは声がした方に走った。
2階の、ある部屋の前を通ると、
あの聴きたくない音が、聴こえた。
ｸﾞﾁｬｯ…ﾊﾞｷｯ………ｸﾁｬｯｸﾁｬｯ…
西｢龍！｣
西谷がドアを開けた瞬間、前に見えたのはあの化け物の後ろ姿。
その先の床には、鮮やかな赤色をした血が広がっていた。
そして化け物の横にチラリと見えたのは、
内蔵らしきもの。
ドアのすぐ横には
菅原が立ち尽くしていた。
田中龍之介〜GAME OVER〜
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雪兎と狐(プロフ) - 怖かったけど続きが早く読みたいです！影山が喰われたとき「あぁぁ影山ぁあああ」ってなっちゃいました (2019年2月2日 18時) (
レス) id: 8096bb8a4a (このIDを非表示/違反報告)
鈴原 椿(プロフ) - キリンガラナさん» コメありがとうございます!!嬉しいです(*´ω`*)更新頑張りますね!! (2018年2月10日 10時) (レス) id: 465a0feda2 (このIDを非表示/違反報告)
キリンガラナ - あと泣けた！ (2018年2月8日 9時) (レス) id: 0de483a0aa (このIDを非表示/違反報告)
キリンガラナ - 怖いけど面白いから続きが、見たいです！楽しみにしてます！ (2018年2月8日 9時) (レス) id: 0de483a0aa (このIDを非表示/違反報告)
鈴原 椿(プロフ) - KOTOさん» え??え???ど、どちら様で???← (2017年8月16日 14時) (レス) id: 465a0feda2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鈴原 椿 | 作成日時：2016年11月13日 16時
