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十二鬼月には、隠し階級【満月】の鬼が居るらしい。
……でも、完全な鬼では無くって、［半鬼］なんだって。
何でも、その【満月】の鬼は人を傷つけたり、食べないんだとか。
…それに、人間の頃は……
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「(名前)、今日はお前にやって欲しい事がある。」
無惨がそう言ってきた。
「耳に花札のような耳飾りを付けた鬼狩りを捕まえてこい。」
「……えぇ…」
私はそう答えた。理由は、ハッキリ言って そんな手荒な事したくないし面倒だから だ。
「何故そんな嫌そうな顔をするんだ。 …… はぁ、 仕方ない。任務は 偵察 だけにしておこう。」
「……まぁ、それならやってあげても良……」
そう言う私の言葉を遮って、無惨はこう言った。
「ただし、一日に最低一回は耳飾りを付けた鬼狩りの事を報告し、私の言う事を聞く事が出来ればだけどな」
「……はぁ。」
ーーーー
これは、【満月】の鬼 目神 (名前)の話。執筆状態：連載中
十二鬼月には、隠し階級【満月】の鬼が居るらしい。……でも、完全な鬼では無くって、［半鬼］なんだって。
何でも、その【満月】の鬼は人を傷つけたり、食べないんだとか。
…それに、人間の頃は……
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「(名前)、今日はお前にやって欲しい事がある。」
無惨がそう言ってきた。
「耳に花札のような耳飾りを付けた鬼狩りを捕まえてこい。」
「……えぇ…」
私はそう答えた。理由は、ハッキリ言って そんな手荒な事したくないし面倒だから だ。
「何故そんな嫌そうな顔をするんだ。 …… はぁ、 仕方ない。任務は 偵察 だけにしておこう。」
「……まぁ、それならやってあげても良……」
そう言う私の言葉を遮って、無惨はこう言った。
「ただし、一日に最低一回は耳飾りを付けた鬼狩りの事を報告し、私の言う事を聞く事が出来ればだけどな」
「……はぁ。」
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これは、【満月】の鬼 目神 (名前)の話。執筆状態：連載中
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