続き ページ16
シグマside
『ま、マサイ？』
わけも分からずポカーンとする。
だって、こんな状況は今まで無かったから。
マサイ「悪ぃ」
そう言って、ギュッと私の体を抱きしめた。
マサイ「日付け変わるまで、この状態にさせて」
そう言って、さらにちょっとだけギュッてされる。
私はそれに応えるように、背中に腕を回した。
『珍しいね。どーしたの？』
私からメンバーにハグすることはいっぱいあるけど、みんなからはあまり来ない。
(そりゃそうだ)
私の知らないところで何かあったのか？
気になるけども、マサイの顔は私の首元に隠れてて見えない。
マサイ「ねぇ……」
吐息が首にかかって、少しくすぐったい。
『何？』
マサイが、もそっと起き上がる。
その表情はなんだか少し苦しそうで、本当に何かあったんじゃないかと不安になる。
マサイ「俺じゃダメ？」
『………へ？』
あまりにもびっくりして、気の抜けた声が出る。
『今……なんて？』
マサイ「だから……。俺じゃあ、シグマの相手は務まらない？」
ー ー ー ー ー
マサイside
『え………な……』
驚きで口をパクパクしてる。
けど、ごめん。こんな良いタイミングを逃す訳にはいかない。
マサイ「俺、中1の時にシグマに一目惚れしてた。それからずっと、目で追っかけてたし、一緒に遊ぶことになった時はすっげー嬉しかった。
彼女ができた時があったけど、それでもやっぱりシグマが良い」
嫌われてもいい。今伝えなきゃ。
マサイ「俺、シグマが好き。お前の笑った顔も、全部俺のものにしてえ。
だから・・・
俺と、付き合ってください」
……言った。
これで、もう俺に悔いはない。
『マサイ……』
ゆっくりと、シグマの口が開く。
『ずっと一緒に居る？』
マサイ「もちろん」
『こんな私でいいの？』
マサイ「お前じゃなきゃ嫌だ」
すると、シグマは両手で顔を隠した。
マサイ「え？ちょっ…『ごめん、待って。今、すっごい恥ずかしい顔してるから』
そう言われても、気になるもんは気になる。
そっと手を退かした。
隠されてた顔は、これ以上にないくらい真っ赤で、若干目も潤んでた。
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まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです！更新頑張ってください！お互い更新頑張りましょう！ (2020年10月17日 19時) (
レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです！ (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ！あと、作者はマサイ推しです！ (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか？ (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか？ (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：澄葉夜 | 作成日時：2019年11月26日 17時
