続き ページ15
シグマside
ボトルの封を切り、ワインをグラスに注ぐ。
『よし、じゃあ1日早いけど……。
マサイ、Happybirthday』
マサイ「サンキュー」
いただきますをして、食べ始める。
マサイ「ん!シチューうめー!」モグモグ
『ハムスターじゃないんだから、そんな詰め込まなくても』
まぁ、美味しそうに食べてくれるだけいっか。
『しっかし、マサイもアラサーの仲間入りか……』
マサイ「実感無いけどな」
『そりゃーね。歳とったからって、何かが変わるわけないし』
私も、シチューを口に運ぶ。
うん、我ながらいい出来。
マサイ「そーいえば、シグマは結婚願望とか無いのか?
シルクはしたいって言ってたけど」
あまりにも唐突の質問で、一瞬手が止まる。
『え、どしたの?』
マサイ「いや、何となく聞いただけ」
『ふーん』
珍しい……。マサイがそんな質問するなんて。
『あるよ?結婚願望は。相手がいないから望み薄だけど』
マサイ「ふーん」
『ふーんって……。そういうあんたは?』
マサイ「俺?あるっちゃあるけど」
『はっきりしてないのな』
まぁ、良いけど。
ー数時間後ー
『……いよっしゃァァァ!勝った!』
マサイ「お前、男みたいな喜びかたするのな」
『今更言う?』
ご飯も食べ、後片付けも終わってただ今スマブラ中。
お酒も飲んだし夜も遅いから、今日はマサイハウスに泊まることにした。
ふと時計を見ると、針が11時を回ってた。
『ねぇ、もう次でラストにしよー?』
マサイ「おう。なら、なんか賭けよーぜ?」
『は?なんかって?』
マサイ「無難に、相手のお願いを1個聞くとか?」
『OK。それでいいよ』
珍しい。普段はそんなの言わないのに。
まぁ、負けないけど。
ー対戦後ー
マサイ「いよっし!」
『うそーん。負けたー』
あー。という事は、マサイの何かを聞かなきゃいけないのか。
『んで、私は何をすればいいんですか?マサイさん』
もうなんでもこい。
マサイ「なら……」
ドサッ
『へ?』
視界が変わり、目の前には天井とマサイの顔。
背中にはソファ。
手に握ってたはずのコントローラーは、衝撃で床に落ちた。
…………まさか、押し倒された?
80人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
まろん(プロフ) - 辛いですよね…私は最推しなので、めっちゃ辛いです…落ち着いたら是非続き書いて頂きたいです!更新頑張ってください!お互い更新頑張りましょう! (2020年10月17日 19時) (レス) id: af0f32c11e (このIDを非表示/違反報告)
メルヘン - 書いて欲しいです! (2020年2月13日 18時) (レス) id: e7868645e8 (このIDを非表示/違反報告)
澄葉夜(プロフ) - れいかさん» 大丈夫ですよ!あと、作者はマサイ推しです! (2020年1月31日 0時) (レス) id: f7693f343f (このIDを非表示/違反報告)
れいか - リクエストしてもいいですか? (2020年1月30日 18時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
れいか - 私はぺけたん推しです。作者は誰推しですか? (2020年1月20日 12時) (レス) id: 4f7e4ec401 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:澄葉夜 | 作成日時:2019年11月26日 17時