加州清光と箱詰め ページ2
貴「いったた…ごめん、かしゅ…?!」
加「いーよ、主。怪我な…い?」
2人仲良く箱詰めされてしまい
加州に謝るが、ハッと目を開けば
息が触れるほど近くにいた為、
お互いびっくりして言葉が上手く出なかった。
加「どーしちゃったのさ、こんな箱…」
貴「う、うーん。最近疲れてたから…」
加「もー、あんなに程々にしなよって言ったのに」
主は頑張りすぎだよ、と頭を撫でる加州。
貴「ちょ…加州。今はそーいうのダメだって」
頭を撫でるとか普段嫌ってほど
身長が高い男士達にされているが
この状況でやられるのとは訳が違った。
加「っあ、ごめん。さ、早く元に戻そ」
貴「うん……あ、れ」
おかしいな、上手く霊力が出ないから
箱を解除できない。
…多分、私のせい。
加「主、暗いとこ苦手だったよね…」
貴「ごめん…怖くて集中できないや」
暗いところのせいで、上手く使えないのだ。
加「うーん、怖いのを忘れれば良いんだよね
あ…!主、もっかい念じてみて」
何かをひらめいたように加州が言うので
おずおずと念じる。
貴「ねー、できるきしなっ…んん??!」
念じていると加州にキスをされた。
普段から色っぽいのに
キスする姿はもっと魅惑的だった。
…
加「良かったね主、出られて」
貴「も、もう!…出られたけどあんな事…」
加「ふふっ、少しは意識して貰えたかな?」
加州が最後何か言った気がするが
あまり聞こえなかった。
加「さ、書類終わらせちゃお、俺も手伝うからさ」
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紅桜 - リク良いですか?もし良かったら髭切と箱詰めを見たいです!! (2017年8月15日 17時) (レス) id: 087b770101 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かりむ | 作成日時:2017年6月25日 23時