【ハイキュー!!】 メガネ男子×ヘッドフォン女子 ４ 【月島蛍】

137　無題 ページ5

もう少しで私はおかされそうになった、その時だった―――――


・


君に助けてもらいたくて―――――


でも、こんな姿なんて見せたくなかった―――――


・


月島「A―――――――っ！！！？」


友梨佳の背後のドアが一気に開けられると、


そこにはドアに手をかけて、肩で息をしている君がいた――――――


それと同時に私の目の前の男たちは手をびくつかせ、


動きを止めた


・



・



・



A「け……けい……？」


でも、やっぱり私には信じられなくて―――――


私はこんな男たちの隙間から見える君を見るんじゃなくて、


もっとはっきり見たくて、


上体を左に傾け、ドアの方を凝視した


だけど、そこにはやっぱり君がいて―――――――


私はそんな君と目が合った


月島「Aっ！！！」


そういって、私に駆け寄ろうとしたけど―――――


そんな君のお腹に誰かの腕が引っかかって


蛍はその場に立ち止った


それから左下を睨むようにして見る――――


私も彼につられて、そちらを見た――――――


？？？「おいっ！ お前らっ！ ここで何をしてるっ！？


これは一体どういうことだっ！！！」


長身で、でも蛍よりは少し身長の低いジャージ姿×


首にホイッスルと鍵をぶらさげているのは―――――


もしかして体育の先生だろうか―――――


にしても、……すっごく怖い雰囲気が漂ってるけど……


雅「えっと……これはですね――――っ」


友梨佳は手を遊ばせながら、左下の地面をみて、


口をくぐもらせた


先生「一体どういうことなんだっ！！！」


雅「えっと……っ」


先生「いいからお前ら全員こっちに来いっ！！！」


雅「いやよっ！ なんで私が――――っ！！！」


先生「来るんだっ！！！」


そう、一文字ごと力を入れて言った先生は


友梨佳の腕をとると、体育館倉庫の外に連れ出した


それから何もかも悟った私の周りにいた友梨佳の部下？だかは


降参したかのようにとぼとぼとそのあとを追うように


この場から出て行った―――――

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