【ハイキュー!!】 メガネ男子×ヘッドフォン女子 ４ 【月島蛍】

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A「て、てか……蛍はその……


き、キスに慣れすぎっていうか……っ」


私は蛍の背中に回していた腕をほどいて、


屋上のドアの横の壁に寄りかかると、そのまま膝を曲げて、


腰を落とした


月島「別に……慣れてはいないけど……っ」


そう言って、蛍は私の横に座った


A「そだね……っ///


だって、蛍の心臓ドキドキいってたしw////」


月島「〜〜〜っ///


そ、そんなことないしっ！///


てか、Aさ、ケータイ貸して？」


そう言って、蛍は私のブレイザーの中に手を入れると、


内ポケットからスマホをとった


それに、その時に、微妙にだけど


胸に手、擦れたよね……っ？


A「なっ、何してっ！？////


てか、なんでケータイどこに持ってるのか知ってんのさっ！」


私は胸のあたりを隠すように腕を組むと、


蛍を睨んだ


月島「別にいいじゃん……


それに、烏野はケータイ禁止なのに、ちょこちょこ


ブレイザーの中でやっているAを見てればわかるよw」


そう言って、蛍は私の額にでこピンをした


A「った……っ」


月島「んで、確かAの誕生日は8月27日だから―――――


0827っと……」


って、蛍……、あの日、誕生日を知ったからって、


覚えていてくれたんだ……///


私は左足を伸ばして、曲げた右足のひざに腕を置いて


ケータイを操作する蛍がかっこよくて、


視線を逸らした


そんなことをしていれば、蛍は私の膝に向かって


ケータイを投げて置いた


A「ちょっ……


今の失敗したらケータイ傷つくとこだったじゃんっ！」


私はそう言って、ケータイをぎゅっと握った


月島「そんな壊れないっしょ？


それに僕、あくまでバレーやってる身だけど？」


A「はぁ……もう……


てか、なにしたの……？」


そう言って、私はケータイを下から上にスワイプして、


画面を見た


そこには――――――


・


・


・


・


新しいお友達 「蛍(けい)」と書かれた垢(あか)名と、


バレーボールの写真が――――――


・


A「って、LINE？」


そう、そこに表示されているのはLINEの最初のホーム？の


おともだちって書かれているページ


そこに、自分の垢の下に表示される蛍のアカウント―――――


月島「ま、まぁ……


新しい友達っていうか……


彼氏だけど……っ////」


蛍はそう言って、肘をついた手の上に顎をのせ、


ふぃっと、視線を逸らした――――――

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