150 ベッドドン ページ18
私が大体泣き止んで、少し経った頃、
蛍は私を更に抱きしめて、耳元で囁いた
月島「あのさ……A……
僕……あんな奴ら忘れさせるくらいのキス……
したいんだけど……///」
A「え……それってどういうk――――――っ!?」
月島「……こういうこと……っ」
蛍は私が言い終わる前に優しく私をベッドに押し倒し、
上靴を脱いでからベッドに上がって、私の太ももあたりにまたがった
それから私の顔の横に私の手を持って行って、
ゆっくりと指を絡める――――――
A「け、蛍――――っ!?///」
月島「……てか、僕としてもAにたくさんキスマークつけられて、
黙っていられるワケないじゃん……
僕だってまだそんなつけてないのに……
だから……その……っ」
蛍は一度目をそらして、唇を噛んだ
だけど、それから何かを決心したかのように振り向き、
私と目を合わせると、その顔は私にぐいっと近づき、
瞼に蛍の唇が触れた
咄嗟に目をつむる私―――――
それから私の涙をなめるように舌が触れたかと思うと、
蛍は顔を少しだけ離した
だけど、その距離はすっごく近くて、
少しでも顔を突き出せば、当たってしまいそう……っ
月島「……僕……
あんな奴らよりもAに沢山……キ、
キスマーク……つけたいっ……///」
そう言って、私のうなじと後頭部の間に手を添えると、
蛍は私の首にキスを落とした
――――かと思うと、蛍は私の首の皮膚に吸い付くように、
唾液の音をたてた――――――
A「―――――っ!?////」
私はそんな蛍のキスに声にならない、
でもなんだか少しでも気を緩めれば声が出そうな、
そんな感覚にとらわれた
それに、体がゾワっとして、腰のあたりがピクついた
月島「……さっきもこういうことされて、
なんだか思い出しちゃいそうで嫌かもれしないけど……
大丈夫……?」
蛍は私のお腹のあたり……正確に言えば、
私のニットベストの裾をきゅっと握って言った
それで大体蛍の言っていることが分かった
私は蛍のうなじに手を添えて、
自分に引き寄せて、キスをした――――――
それから顔を離し、少し動揺して目が泳いでいる
蛍の瞳としっかり目を合わせて言った―――――――
A「…して……っ///
あいつらなんてなかったことにできるくらいの……
キス……してよっ―――――っ/////」
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風歌→ふーが(プロフ) - お餅食べた後にオンレジジュース飲むと苦いさん» ありがとうございます!これからも頑張って更新していこうと思います!! (2015年1月14日 17時) (レス) id: 356e3e35bd (このIDを非表示/違反報告)
お餅食べた後にオンレジジュース飲むと苦い - ツッキーをここまでイケメンに書けるとは… ただ者じゃあないですね← すごい面白いです!更新頑張ってください! (2015年1月14日 16時) (レス) id: f0bdafb7e4 (このIDを非表示/違反報告)
cotyledons(プロフ) - 風歌→ふーがさん» いえいえ (2014年8月17日 21時) (レス) id: b977aab92c (このIDを非表示/違反報告)
風歌→ふーが(プロフ) - cotyledonsさん» ほ、本当だ....! ありがとうございます!!! (2014年8月17日 20時) (レス) id: 2864ec9675 (このIDを非表示/違反報告)
cotyledons(プロフ) - 風歌→ふーがさん» そうなんですか〜ちなみに忠もパート2あたりで僕になってた気がします。何度もすみませんorz (2014年8月17日 19時) (レス) id: b977aab92c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:@風歌→ふーが | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/list/hu-ga/
作成日時:2014年7月10日 20時