世界はそれを愛と呼ぶんだぜ【宮侑】

19話 ページ19

家に着き中に入る



古「おー、ほんとだ。広い」

木「おぉ！いいな！なんか！」

翔「めっちゃキレイ！！」


佐「・・・」



「ま、まぁ、とりあえず座って。飲み物は適当にあるから自由に飲んで下さい」


「「うえーい」」








ひとまずキッチンに逃げてきた



「ご飯どーしよ。人数多いし鍋？でも聖臣食べれないもんなー。ん〜」




「A」

「ヒッ」



「き、きよ、おみ」


佐「・・・」


「お、怒ってます？・・よね？」


佐「当たり前」


「で、でも！前相談した時聖臣んち行っていいか聞いたらダメって言ったじゃん！」

佐「訳を説明したら来てもよかった。女だと思ってたし」


「・・・だって！絶対怒るじゃん！てか現在進行形で怒ってる！なんで？！私被害者なんですけど？！」


佐「さっきも今までも隠してたのがムカつく。しかも宮なのがもっとムカつく」


「なっ屁理屈！意味わかんない！確かにどっかで聞いたことある名前だなーとは思ったけどチームメイトとか知らなかったし」


佐「前呼んだ試合でも宮出てたから知ってた」

「知らなかったの！だってこっちは聖臣見に行ってんだよ？いちいち覚えてられないって」



侑「悲しいこと言うやんか〜、覚えてもらえへんかったなんて傷付くわ〜」


「アンタは来ないで！さらにややこしくなる！てかアンタのせいなんだからね？！」

侑「そないなこと言わへんでもええやん。裸の付き合いなんやし」

「なっ」

佐「・・・おい、」

「ヒッ」

侑「おぉ〜おみくんこわっ。ほな退散しよか」






「ちょ、待ってよ。これヤバイって。ガチギレしてるって。置いてかれたら確実にメンタル死ぬ。アツム様、お願いします。助けて」

侑「ふっふっふ、ほな今度言うこと一個聞いてくれたらええで？」

「何でもします！だから助けて！！」

侑「言うたな」

コソコソと取引が終了し聖臣の方に振り向く


侑「いやー、あんな？裸ん付き合い言うても俺ら何もしてへんで？ただアレは事故っちゅーたらええんかな〜？」

「そ、そう！事故！事故なの！誤解しないで！」


佐「宮、お前マジで許さねぇからな」


侑「おみくんが考えとるようなことはあらへんから安心しぃや〜。そもそもここに二人で住んでるんも事故みたいなもんやし」

「そう！全て事故なの！コイツもうすぐ出てくから！」

侑「はぁ？お前が出てけや」

「ちょ、話合わせてよ、」


　

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