14話 ページ14
「へー、二重契約で男と住んでる上に風呂場でバッタリ裸見られたんだ。おつかれ」
「おつかれじゃないでしょ!もうほんっと最悪!!しかも意外にデカいんやなとか言われてもうブチギレ。なに?!貧乳に見えるとでも言いたいんですかね?!」
「へぇ、Aって意外に大きいんだ」
「あ、い、いや、今のナシ!忘れて」
「着痩せするタイプなんだね」
「だからナシって!忘れて!お願い!」
「無理」
「あぁぁ、やらかした」
「引っ越せばいいじゃん。まだそんな物増えてないでしょ」
「そうだけどさ〜、今の家超気に入ってんの。それに出て行ったら負けた気がする」
「はぁ。そいつ大丈夫なの?」
「なにが?」
「だって男と女が一緒に住むんだよ?お互いいい年なんでしょ?何もないわけないじゃん」
「いやいや、アイツとだなんて考えられない」
「向こうはそう思ってなかったら?」
「クソ豚とか言われるんだよ?」
「・・・」
「ね、ないでしょ」
「まぁ、そうだね。でも一応探しといた方がいいんじゃない?」
「じゃぁ、あかーしんち住まわせてよ」
「え、」
「あかーしんちだったら安心だわ」
「まぁ、それは別にアレだけど」
「アレって何?あははっ、ごめんごめん、困らせるつもりはなかった」
「はぁ。ほんっと」
「ごめんて〜、機嫌直してよ、ほら唐揚げあげるからさ」
「それはもらう」
「変なとこで律儀だな」
午後の仕事も終わり家に帰る
今日結構残業しちゃったなぁ〜
夜どーしよ
この時間に食べるの罪悪感あるし、でも食べないなら食べないでお腹空くし微妙な感じ
何か買って帰ろ
「ただいま」
はぁ、疲れた
リビングに向かうとアイツは真剣な顔でバレーの試合を見ていた
「ん?えらい遅いんやな」
「働いてますんで」
「ほーん、まぁお疲れさんや」
「どーも」
ガサガサと買ってきたものを広げる
プシュッ
「〜〜〜っ、ぷはー、つかれたー」
「ほんまお前酒好きやんな」
「飲まないとやってけないのよ、会社員って」
適当に買ったつまみを食べながら何となく一緒にバレーの試合を見る
「なに?今ライブしてんの」
「今日の昼あったやつや」
「はっ?」
「せやから昼の試合録画した言うてるやろ」
「はぁ?!私のレコーダーなんですけど?!」
「ええやん」
「えくない!何勝手に使ってんの」
「やって家電は使うてええ話やったやんか!」
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道楽(プロフ) - さーやさん» さーやさん、すみません。訂正致しました。ご指摘ありがとうございます!失礼しました。これからもよろしくお願いします! (2020年7月5日 16時) (レス) id: a75a20ac26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。小森君じゃなく、古森君ですよ。 (2020年7月5日 15時) (レス) id: 0df12cbb2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:道楽 | 作成日時:2020年7月1日 14時