4話 ページ4
一先ず空いてる部屋にソイツの荷物を入れさせた
せっかく書斎作ろうと思ってたのに
計画が台無しだ。
「ほんで?お前いつ出てくねん」
「だからアンタが出てってよ。アンタ、私のことファンとか言ってたんだから有名なんでしょ?ならお金あるからいいじゃん」
「そらまぁちぃっと有名やけど、金ん問題あらへんやろ。俺ここ気に入ったしお前が出てけや」
「私もここ気に入ってんの。無理」
もうお互い変な意地の張り合いになってしまった
ここで出て行ったら負けた気がする
「てかアンタなんで有名なの?芸能人とか?」
「プロんバレー選手や」
「え"っ」
「なんや」
「い、いや、何にもない」
「もうこないなったらしゃーないやろ。一緒に住むしかないやん」
「え、嫌なんだけど」
「俺かて嫌やわ。せやけどしゃーないやん」
「まぁそうだけど」
「せやからお前名前は」
「深瀬A。アンタは」
「宮侑や」
ギクッ
ど、どこかで聞いたことがある名前だ・・・
「そ、そう。とりあえずよろしく」
「おん」
奇妙な同居生活が始まるに当たって宮侑と最低限のルールを決めた
1. お互いには干渉しないこと
2. 共同の場所は交代制で掃除すること
3. 人のものには触らないこと
4. 友人を呼ぶときは連絡すること
などなどその他冷蔵庫の使うスペースなども決めて何とか話し合いは終わった
幸運なことに宮侑は家財をまだ購入してなかったのでその辺は大丈夫だった
「ま、私も仕事でいないことが多いし」
「俺も遠征とか試合とかでおらんこと多いからな」
「あ、もちろん家賃は折半で」
「当たり前やアホ」
チッ一言多いんだよコイツ
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道楽(プロフ) - さーやさん» さーやさん、すみません。訂正致しました。ご指摘ありがとうございます!失礼しました。これからもよろしくお願いします! (2020年7月5日 16時) (レス) id: a75a20ac26 (このIDを非表示/違反報告)
さーや(プロフ) - いつも楽しく拝見しています。小森君じゃなく、古森君ですよ。 (2020年7月5日 15時) (レス) id: 0df12cbb2f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:道楽 | 作成日時:2020年7月1日 14時