圧倒的想定外な未来２【梟谷】【稲荷崎】

87話 ページ37

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角「音駒と仲良いね」


「そう？ま、前の合宿の時マネしたしね」


角「で？あっちのボクトさんとデートしたって話、詳しく聞きたいんだけど」


「？！！！！ちょ、誰に聞いたの？！」


角「たまたま聞こえただけ」


「嘘だろ・・お願い！二人には言わないで！！」


角「んーどうしようかなぁ」


「お願いします！！」


角「詳しく聞かせてくれたら考える」


「ウグッ・・は、話すからお願い・・」


角「わかった、楽しみにしてるねww」



誰だよ角名に聞こえるように話した奴は！！


一番厄介な奴にバレてしまった





北「ほな、次の準備せぇ。音駒とや」


「「「ウス」」」



バタバタと準備をしていると目の前に人影が





「？」


黒「お久しぶりジャン？Aチャン」


「出たよ」


黒「おーおー、変わらねぇなw」


「なんですか、黒尾さんと話すことなんてないです」


黒「次当たるからよろしくねーって挨拶？」


「それならサッサと試合してください」


黒「ホント変わんねぇなお前wwところでこの前のデートはどうだったのかな？」


「は？！なんで知ってるんですか？！」


黒「だって木兎が自慢してきたもん」


「はぁ？！」


黒「これからもずっと木兎の写真撮るんだろ？」



ニヤニヤとこちらを見てくる黒尾さんを殴りたくなったのは不可抗力だと思う



「そんな意味じゃないです」


黒「ふーん？」


「いいから早くあっち行け！！もう来んな！トサカ！」


黒「ぶっひゃっひゃっ」






木兎さんも何言いふらしてんだ！！

そーゆー意味じゃないのに！！






でも試合が始まったら一気にスイッチが入る



こういうとこすごいよな、トサカさんって


あ、間違えた、ごめん黒尾さん









　


　









　



音駒のレシーブに苦戦はしたがなんとかセットは取った



侑「アイツらめちゃめちゃ拾うやん」


「言ったじゃん、凄いって」


治「あのリベロやばいわ。打っても打っても拾うな」

銀「ほんまそれな。何回か打つんためらったわ」

角「それよりあのセッターじゃない？いやらしすぎ」


「お前がそれ言うな」





話しながら隣のコートで梟谷と森然のゲームが続いてるのをチラッと見る






あー、木兎さん今日キレキレじゃん

どことなく赤葦も楽しそうだ




木「へいへいへーい！今日の俺サイキョー！！」


「クッソ！誰かボクト黙らせろ！！」


木「うけてたぁぁつ！！」




ははっ、楽しそうで何よりだ

　

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