圧倒的想定外な未来２【梟谷】【稲荷崎】

66話 ページ16

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北「お前らもそろそろ休憩終わりや。カメラもAに返し」


治「北さんもいますよ！ほら」


北「ん？あぁ、撮られてたんやな」


侑「ほんまになんで俺だけ撮ってへんねん」


角「日頃の行いじゃない？」


侑「せやったら俺が一番多く撮られるべきやろ？！」


角「何言ってんのこいつ」









準備を一通り終えて戻るとカメラは安全なところに置かれていた


スコアなどのノートはまだつけられないためプレーを見ながらどうやって書いていいか一年生に教わる







「バレーって奥深いんだね。全部繋がってる」


理「そうですね。で、でも！慣れですよ！慣れ！」


「ありがと、今度理石くんの写真も撮らせてね」


理「ぜひ！」





理石くんってリエーフとはまた違う感じで犬みたい


うん、一年生って感じでかわいい。









　
　
　
　
　
　








練習も終わり自主練の時はボール出しではなく存分に写真を撮らせてもらう



セッター撮る練習しないと侑のこといつまで経っても撮れないよ？って言ったら二つ返事をもらった






そういえば梟谷でも赤葦の写真は一番少なかったかも


今思えば赤葦から何も言われなかったから気に留めなかったんだけど









パシャ




パシャパシャパシャ




パシャパシャ









　




角「どう？侑撮れてる？」


「やっぱりセッターむずい・・」


角「まぁネット越しとかになっちゃうもんね」


「加工したらいい感じにいけるけど、それはそれで負けた気がする」


角「そこに勝ち負けあんの？」


「気持ち的にね。生写真がいいじゃん」


角「そんなもん？」


「そんなもんデス。ほら角名も撮るから早く打って」







角名はグニャーってなるから新しくてこっちも撮るのがむずいんだよね




ま、撮るのが難しいものこそ燃えるんですけどね！！









　






　
　
そんな感じで難なく土日の練習を終えこれからの課題が見えてきた





侑「どうや？俺ええ感じ？」


「まだまだですわ。私の技術が足りない」


治「これはこれでええと思うけど」


「全然ヘタクソだって。プロだったら一発でクビ」


侑「確かに俺もうちょいイケメンやと思うわ」


「自分で言うな」


治「キショイわ」


侑「ほんまのことやろが！！」







いい練習台(侑)もいるからもっと腕をあげないと


将来も写真に関わる仕事したいしそれなら出来ないより出来た方がいい



だって、やれば出来るんだからね


　

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