圧倒的想定外な未来【梟谷】【稲荷崎】

24話 ページ24

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「東京から来ただけでイキリよってムカつくねん！！


東京がなんぼのもんじゃい！！

サムと角名と仲ええからってイキんな！！クソ豚！


俺と喋るときだけいっっっつもドモりよって！！


なんやねん？！シャキッと話せへんのか！！


しかもサムとばっか話しよって、

俺は誰と話せばええんかっちゅーねん！！


いっつも一人やんか！！

惨めにもほどっちゅーもんがあるやろがい！！


ほんまお前みたいな女見てて腹立ってくんねん！！」








そう言い切った金髪もゼェハァと肩で息をしてこちらを睨む




「はぁ？！

東京から来ただけで調子のってるってなに？！


頭おかしいんじゃない？！


しかもなに？


治と角名と仲いいだけで調子のってる？！

意味わかんない！！


治とはここに住んでんだし角名は同じクラスなんだから話すの当たり前でしょ！！


それが調子乗ってる？！


意味わかんない！！


ホント頭悪い！！！」





侑「なっ？！


サムと住んどるって俺とも住んどるやろがい！！」




「アンタとは話さないでしょうが！！


いっつも睨みつけて私何かした？！


アンタの沸点低すぎてついていないのよ！！」




侑「睨んでへんやろが！！


お前こそいっつも俺おるか確認しとるくせに

よう言うわ！！

このボケ！！」






「ボケってなによ！！

バカ！！


金髪のバカ！！」




侑「金髪ってなんやねん！！

このタコ！！」




「タコってなによ！！


金髪は金髪よ！！


もうアンタ達顔似すぎなのよ！！

どっちか整形しなさい！！」



侑「双子なんやから当たり前やろ！！


アホ！！


ほんならサムが今すぐ整形したるわ！！」




治「いや、せんけど」




「なんでよ！！しなさいよ！！」




治「なんで俺巻き込まれとるん？」



侑「サム！！お前整形し！！


今すぐ整形しに行け！！」



「治！！行ってこい！！今すぐ！！！」








「アンタ達！喧しいで！！何時やと思っとるん？！」







　





「「「あ、」」」









それからリビングで正座させられながら
明子さんの説教中






「アンタ達、ほんっまに何時やと思うとるん？！」


治「なんで俺まで」

侑「俺のせいやない。コイツが悪いねん」


「なっ、そもそもアンタが部屋入ってきたからでしょ？！こっちは治と勉強してたんですでけど！！」


侑「あぁ？！人のせいにすんのかこの豚！」


「またブタって！！ほんとアンタ！！」



「もうやめ！もう寝なさい！」

　

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