圧倒的想定外な未来【梟谷】【稲荷崎】

22話 ページ22

そうして合宿日程も木兎さんから連絡がきて東京行きも順調に決まった





あとは夏休みを待つのみ、と思ったがその前にテストだ








「えぇ？！これこの前やったじゃん？！」

か「やってへん！」


「いや、やったって。授業中何してんの？ビックリなんですけど」


か「分からへんのは分からへん！！」


「堂々と言うな！バカ！！」


か「ひどない？！バカ言う方がバカなんやで？！」


「もう、無理だよ、これ。諦めな。諦めて補習受けなって」


か「それはあかん！夏休みバイト入れたし！」


「何やってんの？！だからそれがバカなんだって！！」


か「せやからバカ言う方がバカなんやで？！」






ワーワー言いながら勉強しているがかすみのアホさ加減というかバカさ加減にビックリする


えぇ？この前これやったよね？

その前のこの方程式すら解けないって……



どうしたらいいんですかね？








角「やってるね、おつかれ」


「あ、角名達も勉強？」


角「部活休みだしね。このバカ２人どうにかしないとインハイもやばいから」




そう言って後ろに見える通称バカ２人




こ、こいつらもか…


まぁ頭良さそうには見えないけど





「角名もおつかれ」


角「なら一緒にやらない？もうほんと毎回手に負えないんだよね」


「かすみで手一杯なので遠慮します」


治「A〜、教えてや！Aが教えてくれるなら俺頑張るから！な？」


「いや、結構です」


治「そないなこと言わんとほらズレてや」


「ちょ、こっち来んなバカ」


治「バカ言う方がバカなんやで〜？」


か「ほら治も言うとるやん」


「本物のバカに言われたくないんですけど」


角「その気持ち分かる」


治「角名、失礼やで」


か「そうやで！」


角「じゃ、Aは治よろしく」


「裏切り者」


角「俺と銀で侑みるんだからお互い様」


「こっちはもう一匹バカがいるんですけど」


角「がんばれ」


「ファ○ク」


か「それよりA分からへんて言うとるやん！ここ！」









そこから地獄のテスト勉強が始まり終わった頃には魂抜けてた


わたしが






治「今日むっちゃ勉強したわ〜。疲れた〜」


「いや、私の方が疲れたんですけど」


治「Aんノート見やすいな〜今日これ借りてええ？」


「いいけどちゃんと返してね。落書きしないでよ」


治「せえへんって。ツムやあるまいし」


侑「俺は落書きせえへん」


治「何言うとるん。落書きしかせんやろ」

　

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