3話 ページ3
赤「Aのせいなんだから、Aがどうにかしてきて」
「連れてこさされてそれはなくない？！」
赤「いいから」
「チッ」
隅っこで円を書いている木兎さんのそばにより目線を合わせる
「なにやってんですか。早く練習再開しますよ」
木「どうせ俺撮ってくれないもん」
「あー、それは、アレです。なんていうか…」
木「猿とか木葉達ばっかり」
めんっっどくせぇ！！
「そ、それはですね、木兎さん。
木兎さんのプレーって写真に収めるの勿体無いって言うか、気付いた時にはもうスパイク？打ってるんで撮る暇が無いっていうか」
木「？」
「つまり、木兎さんのプレーはシャッター押すの忘れてしまうくらい目を奪われるってことです」
木「・・・」
「木兎さん？」
木「へいへいへーーーい！！やっぱ俺サイキョー！！」
「はぁ」
赤「ありがと」
「すべての根元はお前のせいだ。赤葦」
赤「なんのことやら」
一年の時は落ち着いたいい奴だと思ってたのに
こんな腹黒だったなんて
女子に言いふらしてやりたい…
そう、全ては今年の頭に起こった
年始の結構大きいフォトコンテストに応募しなんと最優秀賞受賞
それがなぜか学校で表彰され写真が飾られることになった
そこまではいい、全然良かった
テーマは「寒」とかいう意味不明なものだったが悩んだ分だけ嬉しいっていうか
あんまり好きな写真じゃないけど
いろんな人にもおめでとうって言われて悪い気はしない
その時も同じクラスだった赤葦も普通におめでとって言ってくれたし
だがその３日後
木「あかーしー！この前の！どいつだ？！」
赤「木兎さん教室まで来ないでくださいよ」
木「それより！この前の！どいつ？！」
赤「この前？あ、あぁ。松永さん」
「ん？どうしたの？赤葦くん」
赤「木兎さん。この人があの写真の松永Aさんです」
木「お前か！お前すげぇな！！あの写真！！超ビビった！今度俺の写真も撮ってくれよ！」
「は？」
木「あ、予鈴！赤葦！A！また部活でな！じゃーなー！」
「え？どういうこと？」
赤「あー、なんかごめん」
それから木兎さんに追いかけ回される日々が続き
赤葦くんが赤葦呼びになりなんだかんだバレー部と仲良くなった、
というわけだ
私写真部(自称)なんですけどね？！
決してバレー部ではないんですけど？！
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あっくす(プロフ) - 道楽さん» 私もそっち方面なのでふふwってなりながら読んでましたwこれからもがんばってくださいー！ (2020年7月30日 1時) (
レス) id: 074a6f3059 (このIDを非表示/違反報告)
道楽(プロフ) - あっくすさん» あっくすさん、ご指摘ありがとうございます。私がそっち方面出身なので何か出ちゃいました・・。「着せたるで」に変更しました！ご指摘ありがとうございます！これからもよろしくお願いします！ (2020年7月29日 9時) (レス) id: a75a20ac26 (このIDを非表示/違反報告)
あっくす(プロフ) - はじめまして！コメント失礼します！いつも楽しみに読んでいます！49話のおばあちゃんの発言の着せちゃろか？は、北九州側の方言ですよー！ (2020年7月29日 9時) (レス) id: 074a6f3059 (このIDを非表示/違反報告)
道楽(プロフ) - yuさん» yuさん、大変失礼しました。多分誤ってポチっとしてしまっていたのかもしれません…至急復活させました。大変失礼しました。 (2020年7月26日 20時) (レス) id: a75a20ac26 (このIDを非表示/違反報告)
yu - 4話がない、だと…… (2020年7月26日 9時) (レス) id: 16e27a8b8b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：道楽
| 作成日時：2020年7月13日 21時
