生徒会役員に狙われています！【最終回】 (ページ7)

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【コネシマルート】　第１話ページ7

kn｢おっしゃぁぁぁああぁぁぁあぁぁｯ！！！｣

ガッツポーズを掲げ、子供の様に大はしゃぎするコネシマ。

全員はそれを見てほっと溜め息を着いた。

何時もと何ら変わりの無いコネシマに、少し安心したのだろう。

sya｢シッマに負けたぁ...！！｣

kn｢残念やったなシャオロン！俺の勝ちや...w｣

シャオロンを嘲笑いながら、コネシマはAに抱き着く。

kn｢これからもよろしゅうな。｣

『此方こそよろしゅうお願いします～。』

二人は優しく微笑み合った。

心臓がバクバクで死にそう、と心の中で思っているコネシマは笑顔も作れない。

悟ったような真顔で、扉を見据えていた。

そんな様子のコネシマを見た事のない、親友達は吹き出しそうになるのを一生懸命に抑える。

大きな音を立てながらあく扉は愛しい人を映し出した。

Aはにこやかに笑い、コネシマを見据えた。

Aが来ても尚、顔は変わらない。それに吹き出しそうになるが、大事な式だ。吹き出す訳には行かない。

「新郎コネシマ、あなたはここにいる新婦Aを、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？」

kn｢誓います。｣

｢新婦A、あなたはここにいる新郎コネシマを、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？」

『誓います。』

｢では、誓いのキスを。｣

美しきベールを取れば、更に美しい彼女。

コネシマはその喜びを噛み締め、慣れないキスを交わす。

コネシマは林檎の様に赤面し、Aはそれを笑う。

この二人はいい夫婦になるだろう。