生徒会役員に狙われています！【最終回】 (ページ1)

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【ルート　グルッペン】　第１話ページ1

×視点

Gr｢...ほ、ほんまか...？！｣

Aはグルッペンの手を取り、告白の返事を述べる。

Tn｢グルッペンに負けたらしゃあないかなぁw｣

Os｢猛アタックお化けやからなw｣

Gr｢へっ！お前ら俺とAがイチャついてる所でも見とけや。｣

Os｢A、あんなんがええの？今の素だよ？素だよ？｣

オスマンは大事なことなので２回言ってくれたらしい。

だが、Aは確りとグルッペンの悪い所も良い所も全部、全部受け止める気で居るのだ。

『ええよ、心配してくれてありがとな！w』

Gr｢おい心配って何やねんw｣

グルッペンもAも楽しそうに笑って、その幸せな一時を過ごしていた。

～３年後～

Aがグルッペンの告白を受け取ったぴったり３年後。

Aはもう１つの告白をグルッペンから受け取った。

真っ白な純白のドレスに身を包み、扉の中に居る愛しい人を自分の目に納めるのを待ちわびていた。

その真っ白な純白のドレスはグルッペンとの思いでの品、と言っても過言ではないだろう。

｢まさかAが結婚か..｣

『なんや父さん、娘が離れるの寂しいん？』

｢学生時代はお前を構っていられなかった、少し寂しいんかな。｣

そんな感じで思出話を繰り返していると、目の前の扉が開く。

彼はタキシードに身を包み、美しいドレスを身に纏った彼女を見て赤面。

コツ、コツとヒールを鳴らし歩いてくるAを確りと目に焼き付ける。

あぁ俺はこの人と。

そんな事を思い、Aが隣に来る。

「新郎グルッペン、あなたはここにいる新婦Aを、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？」

Gr｢誓います。｣

｢新婦A、あなたはここにいる新郎グルッペンを、健やかなるときも病めるときも、富めるときも貧しいときも、妻として愛し、敬い、いつくしむことを誓いますか？」

『誓います。』

｢では、誓いのキスを。｣

グルッペンがゆっくりAのベールを取っていく。

ごくりと固唾を飲み込む。Aの綺麗な唇にグルッペンの唇が重なり、２秒。

グルッペンとAを盛大な拍手が包み込んだ。