【wrwrd！】血を吸う彼らと彷徨う亡者 (ページ35)

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33［緑埜るう］ページ35

Tn「すみません、3人方、外は現在異臭がしておりまして、

しかもここらの地域には窃盗犯がたくさんいるので外には出ないほうがいいですし、

最近誘拐犯、殺人犯が多数いるので窓も開けないでおいてください。」

Ut「あとな、ここらh((Zm「ここの屋敷ぜぇーんぶ回ってオッケーや！」ゾムさんひどぉい…」

Tn「ちゃうやろ！あ、僕たちが使っている部屋、3階の階段上がって右に3部屋あるんですけど、

それが僕たちの部屋です。左にもう2つあるのですが絶対に開けないで…いえ！

ていうか、開かないので！そこを守ってくだされば全ての部屋を回っても大丈夫です。」

Sr「…なんで開かないんですか？」

さらささん鋭いですね。聞きたかったけど少し怖かったし。

すると、その質問に対する表情なのか、すごく焦っていた。何かあるのだろうか？

Tn「あのですね！ここの屋敷はすごく古いので、鍵が錆びついてしまったんですよ！」

Zm「せ、せやで！そう！古いから！」

ゾムさんは冷や汗かいてるし、鬱さんはすごくわかりやすい様に震えている。

何か…あるのかな？

それより…！

Ru「あの、書斎…いえ、本が置いてあるところってあるのでしょうか？」

Ut「俺頭いいやつ嫌いやわ…しかも男やで？ゾムﾎﾞｿｯ))…あるけど？なんや？」

Zm「せやな、俺女が良かった…ﾎﾞｿｯ))で、なに？」

うわぉ、俺嫌われてるやんここでやってけるかな(白目)

Tn「あぁ、ありますよ！本などはご自由に！」

うーん…どうやらトントンさんは耳が優れていない様だ。

Yu「そ、そういえば、この異臭って、何かわかります？」

…ん？今一瞬3人の様子がおかしくなった？
ピクって何かが動いた気がする…目つきも変わったし…さすがに…気のせいだよな！うん。

Ut「異臭ー？そんなのせぇへんけどなぁ！」

Zm「せや！なんかの間違いやろ！」

Tn「あ、あとで換気しときますね！」

そかー本読んで調べてみたらわかるかもなぁ。
そんなことを考えてたら、3人はいなくなっていた。

とりあえずアレを確認するか。
そうして、荷物を漁った。