【wrwrd！】血を吸う彼らと彷徨う亡者 (ページ21)

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19 [赤萩さらさ] ページ21

Sr｢なぁ遊～｣

Yu｢なん、ですか？｣

Sr｢遊ってさ綺麗な青い目しとるよなぁ～｣

前からおもっとったんよ！

澄んだ青い瞳、ずっと綺麗やとおもっとった。

すると遊は驚いた顔になった。

Yu｢この、目が綺麗なん、ですか？｣

Sr｢おん！｣

遊は何故か悲しそうな顔をしていた。

Sr｢な、なんか目のことに触れらるのいややった？！｣

Yu｢い、や大丈夫、です。｣

Sr｢そかぁー｣

あぁ～会社戻りてぇ...でも俺、死んだんだよな？

腹、減ったなぁ～

ｶﾞﾁｬｯ

Zm｢失礼すんで～！｣

勢いよく扉を開けてきたのはゾムさん。

その片手には大量の食べ物が...

Zm｢そろそろ、腹へった頃かなぁ思うて飯持ってきたったで！感謝せぇよ！｣

Yu｢こんなに食べれないです...｣

Sr｢ゾムさんありがとうございますぅ！｣

俺は結構大食いの方である。

Zm｢じゃ、"全部"食ってな～！｣

ｶﾞﾁｬｯ

Yu｢こんなに食べれないです、僕...｣

Sr｢安心せぇ！俺が大半食ったるから！｣

遊とるうの分を別けて、そのまま食べ始める。

Sr｢めっちゃうまいねんけど！｣

Yu｢確かに美味しい..｣

あぁ～これ以上食べたら太る気がすんねんなぁ。

ま、別にええか！太っても誰も気にせぇへん！

Sr｢ふぁぁ～祝福やぁ～｣

Yu｢ふふっ、そんなに喜びます？｣

あっ笑った。

Sr｢遊が笑ったん始めてみたわ..｣

Yu｢へ？｣

あぁ～この子かわええわ。

遊やったら子供でも許せますわぁ～。るうも許せるかな。

あっという間に俺の皿の分は無くなった。

しゃあないやん。美味しかったんやもん←犯人の言い訳

Yu｢ごちそうさまです。｣

あとはるうが風呂上がるの待つだけやな～！