少女には向かない職業 ページ10
鈴『鏡花!!!!!!』
大声で叫ぶと、例の人虎が鏡花の前に守るように立つ｡
敦「貴女は誰ですか！鏡花ちゃんはマフィアに戻りません！」
あ〜お、警戒されとる〜！鏡花の方を救いを求めるように見ると。
鏡「敦、彼女は私の姉。マフィアだろうが探偵社員だろうが私に危害を与えることはしない」
鈴『ま、そういう事じゃ、人虎！仲良くしような！』
敦「僕は中島敦です！」
鈴『え………や、野球…やる？(日曜日の夕方にやってるサ○エさん風)』
敦「いやなんで？」
そうか、此処湯葉刺しやってんのか、よし、食べよう！
妾は早速鏡花の横に腰を下ろした。
鈴『すんませ〜ん！女将さぁん！湯葉刺し一つ〜！』
女将「はーい！」
敦「えぇ！僕もう払えないですよ？！」
鈴『安心せい！妾の分は妾が払う！後、鏡花の4分の1は払ってやるよ！』
敦「お財布大丈夫ですか！？」
鈴『2年近く働いて稼いでるから平気さ！ 主に暗殺で……(ﾎﾞｿｯｯ)』
妾達が食べてる間に人虎と長髪眼鏡さんが個室の外に出る。
それにしても湯葉うんめ〜！食レポは〜なしでいっか！出来ねーし。
しばらくすると人虎だけ帰ってきた｡長髪眼鏡さんは帰ったのか！
数十分後…………
鏡「食べ過ぎた。」
鈴『妾も〜！』
敦「そうだね………」
鏡「姉さん、見て」
鏡花が洋服が飾ってあるウィンドウに張り付く。
鈴『ほえ〜！可愛いね！(鏡花が!!!!!!)』
ﾊｯｯ!!!!!!気配！
くるっと後ろを向く。
見ると人虎が此方に手を延ばしてる。……え？殺される？
鈴鏡 ？
敦「あ、いや何でもない。行こう。」
鈴『どこへ？』
鏡「私達をどこへ連れて行くの」
敦「ど、どこってそれは、えっと、つまりぃ〜………えーと、勿論君が行きたくなるところだよ、行きたいとこない？！ほらあの その…君達ぐらいの子が好きな処、例えば…デート場みたいな」
鈴鏡「…………」
敦「ほ…ほら僕も今日は……(以下略……)」
鏡「デート場？」
鈴『人虎と……鏡花がぁ？』
敦「うん………ん？」
敦「あ……！あいや その」
え？！鏡花がはにかみ笑いしてる!!!!!!かわよ！し、写真、写真!!!!!!ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ
しばらく歩くとクレープ屋さんが!!!!!!女の子達が群がってる。
女の子1「彼処のクレープ屋………(以下略)」
敦(よもや…)
鏡「食べたい」
敦「で、でもさっきあれだけ」
鏡「別腹」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ←シャッター切った音
鈴『あ、人虎、妾にも！』
敦「僕は敦です！」
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