12人の死にたい子共達 ページ7
鈴花は決意した。今すぐ此処(ポートマフィア)を出る。鏡花の居る場所が妾の居るべき場所。親身に相談に乗ってくれた尾崎幹部には申し訳ないケド、、、此処は身寄りのない孤児の命を養分に回ってる、牢獄よ。
妾は慎重に、慎重に走る。黒服にバレたら大変だもの。問題はどの扉から出るかだ。正面は大勢の黒服が居るし……う〜む、、よし!窓から飛び降りよう!←
鈴『夜叉白雪ッッッ!!!!!!受け止めて!』
ぴょ〜ん!
ふわっ!
鈴『よかった!成功!ありがと、夜叉!』
はっ!夜叉が喜んでる!か、可愛い←真顔
よし、武装探偵社まで走るわ!
シュタタタタタタ………
着いた!展開が早い!?それは気にしちゃ駄目な奴!
ま、先ずはノックよね、腐っても探偵社だもの!
コンコンコン
バァァァァアァアンッッッ!!!!!!
探偵社の奴等が吃驚してる………面白!
橙色で髪にピン留めを付けた青年がいち早く反応して聞いてくる。
谷(兄)「い、依頼ですk…」
鈴『鏡花は!?鏡花は怪我とかしてないですか!?皆さんに拷問とかされてないですか!?』
シーン……………………………………………
やだ、そんなに見つめないでよ、照れる。←真顔
谷(兄)「え〜と、彼女の……元い鏡花ちゃんのお知り合い…ですか?」
鈴『え?あ、はい!鏡花の姉の鈴花で御座います!鏡花が探偵社に引き取られていると聞いて、組織を抜けてきました』
黄金色の髪をして麦わら帽子を首に掛けた少年が近寄ってくる。
宮「そしき?鈴花さんてどこかの組織に入ってるんですか?」
ああ〜!しまったあ〜!妾がポートマフィアて知られたら鏡花に会わせてくれるか分かんないじゃん!
鈴『え〜と…色々ありましてぇ…一寸秘密と言いますかぁ…』
宮「そうですか!人に云いたくないことぐらい一つや二つ、ありますよね!」
この子、めっちゃええ子やわぁ!鏡花と同じくらい?でも御免ね、妾ポートマフィアで汚れ仕事やりまくってるから云いたくないこと30ぐらい在るわ。
宮「今、鏡花ちゃんはたちb…」その時、黄金色の髪の子(命名・黄金君)の声を遮って、奥に座ってる茶色いスーツを着崩した糸目の人が口を開いた。
江「喋っちゃって良いのぉ?彼女、ポートマフィアだよ?」
その一言で戦慄が走る。
社員一同「「「「ポート…………マフィア………?」」」
☆鈴花、危機一髪!
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