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貴方side


「やまと〜朝ごはんできたよ〜」


朝ごはんの用意ができて、寝室にやまとを起こしに行く。
気の抜けた顔をして未だすやすやと眠っている。
……可愛すぎないか?!?!
最高に母性を擽る。

なかなか起きないやまとの肩にそっと触れると、反対の手で捕まれベットの中へと引きずり込まれる。


「わ〜もう、ほんと……好きなんですけど」
やまと「ん……」


思ったことをそのまま口に出すと寝ぼけ声で返事をしてくれる。
その姿も愛おしく感じてギュっと腕に力を込めて抱きしめるとやまとも同じようにしてくれる。

力を入れて目が覚めたのか、割とすんなり起き上がる。


やまと「最高の目覚まし……」


大きな欠伸をしながらそう言うと、やまとは手を上にあげてのびをする。
私はその間もやまとの体にくっついたままでいた。
もはや、やまととくっついて一人の人間になりたい…


やまと「ん?どしたの?」
「せっかくの休みだし離れたくない」
やまと「ん〜朝から可愛い」


そう言ってもういちど私を抱きしめたあと、ベットの下に足を下ろしてトイレに向かう。


やまと「トイレも着いてくるの?」
「待ってる」


そしてトイレから出てきたやまとは洗面所に向かい歯を磨き顔をあらう。
後ろからずっと抱きしめている。
やまとは邪魔だと思っている事だろう。
でも、2人で住み始めて初めての休みだ。
離れるには惜しすぎる。

たまらなく愛おしい彼を愛でずにいられない。


やまと「頂きます。……で、なんでそこに座ってるの?」
「時間がもったいないからね」


朝ごはんを食べようと定位置にすわるやまとの隣に座った私に違和感を覚えた彼はそのままを口にする。
普段は正面に座って食べるが、それもなかなか時間が合わず別で食べることが多い。


やまと「でも俺の顔見れるのは正面だよ。」
「あ、やまとの横顔好きだから大丈夫」
やまと「横顔だけ?」
「わぁ〜好きだ〜」


気の抜けたように返事をすると、やまとは笑いながら頭を撫でてくる。


やまと「あ、今日友達のポップアップストアがやってるから顔出しに行こう」
「おお!私いてもいいの?」
やまと「ん〜…んーーーー。メンバー誰か呼ぶか。」
「だよね、、」


そう言ってやまとは早々に食べ終わった皿をキッチンに運びながら電話をかける。
私も急いで口に含み、やまとにしがみつく。


やまと「うぉ!!ほんと何してんの?」
「いいからいいから。」

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おかゆ(プロフ) - ルリさん» きゃーうれしい‪( ;; ᷇࿀ ᷆ ;;)ありがとうございます!! (2022年9月10日 21時) (レス) id: 96c0028693 (このIDを非表示/違反報告)
ルリ - え、、待ってこの物語めっちゃ好き (2022年9月10日 20時) (レス) id: 988147937c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:おかゆ | 作成日時:2022年8月21日 19時

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