検索窓
今日:11 hit、昨日:6 hit、合計:109,470 hit

あなたのせいで ページ7

『安田君もキラキラしているから無理。』

「俺キラキラしてるん?どこが?ってかキラキラって何?」

『何か世の中の女の敵っぽい。』

「どういう事?」

『いっぱい遊んでそうだし、同時に何人も愛せそうな罪な男っぽい。』

「俺一途やで。そんな風に見えるん?ショックやわ。」

『一途にはほど遠い感じ。』

「マジか・・・。」

安田君は残っていたビールを飲みほした。





『地味な私とは正反対だからきっと合わないよ。元カレもそんな感じだったし、

私がボロボロになっちゃう。まあ今も結構ボロボロに近いけど・・・。』

「いつの話?」

『4年前かな。』

「結構前やん。 もう忘れたら。」

『忘れたいけど・・・。』

「今も好きなん?」

『ううん。大嫌い。』

「じゃあ いいやん。忘れよう。」

『無理なの。 嫌いだけど忘れられない・・・。

忘れたいけど・・忘れられないの。』

「えっ 何で?」

『・・・。』

「過去に縛られすぎやて。」

『・・・。』







『しょうがないじゃない・・・。安田君に雰囲気が似ていて重なっちゃうんだもん。

私だって忘れたいよ。忘れたいけど・・・。だから私に近づかないで。』


「えっ・・・。」






少しの沈黙が続き苦しかったから

『もう帰ろう。ご飯美味しかったね。』と席を立つ。

安田君が会計を出そうとしたので

『1人ずつでお願いします。』とレジの人に伝えた。
 

進もう→←お断り



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (213 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
378人がお気に入り
設定タグ:安田章大 , 関ジャニ∞
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:あず | 作成日時:2018年11月24日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。