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動揺を隠しきれず、震えて涙が止まらない私を鈴加が保健室に運んでくれた。

鈴加は泣いている私に授業が始まるまで、寄り添ってくれていた。

どうして渋谷君は怒っていたんだろう? どうしてそれを安田君が止めに来たんだろう?

もうええって何?? 考えてみたけど何もわからなかった。


鈴加が亮に話したのか、帰りに亮が迎えに来てくれた。

でもショックが大きかったのか足に力が入らない。

亮が鞄を持ってくれて、ゆっくり私達は歩いて帰った。

「亮、ありがとう。迷惑かけてごめんね。」と泣きながらお礼を言った。

亮『お前大丈夫か?今日は何も聞かんけど、話せる時がきたら俺に話せよ。わかったな。今日は

何も考えんともう寝ろ。』

亮ありがとう 亮の優しさに救われた。









でももう私の心はズタボロだった。

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ラッキーカラー

あずきいろ


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作者名:あず | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/novel/81393901/  
作成日時:2015年6月25日 17時

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