勘違いDNA ０２ 〜 もっとセッキョクテキに〜

夕飯とちゅうと動揺 ページ21

「ごはん、できたんだよ〜」









ｙ「へ〜パスタか！いいね。」









「今、持ってくるね！」









新婚さんみたいだ❤なんて思ってるの俺だけだろうなー…









さっきだって藤ヶ谷に電話かけるだけで顔赤いし…








なんか、嫉妬








後ろへ引いたほうがいいかもなんて考え捨てたよ。









ｙ「ねえ、ちゅうしよっか。」









すごいこと言ったな///こんなこと言わないけど






俺にも赤面してほしいし。









・


がたたっ









配膳中のAがパスタをひっくりかえしてる…









「ちょっ、な、なに急にッ///！」









ものすごく赤くなるから、嬉しさを感じつつこちらも赤面









ｙ「な///！冗談！独り言！嘘！」









・








・








「///ッ。嘘でも独り言でも、そんなこと言うなあ…・」









ちょっ、反則。その顔///









ほんとにちゅうしたくなっちゃうじゃん…









「私に言ってたみたいに聞こえる///…。私には藤ヶ谷先輩いるし、もうやめて。そういう勘違いする言葉…」









だってAに言ってるし。









ここで、だすなよ藤ヶ谷の名前へこむだろ…









勘違いしといていいよ。本当だもん









ｙ「わかった。ごめん。これ好きな子に言おうと思ってたセリフだから、つい出ちゃったのかも。」









「…好きな子に…か。そっか、でもその人恋人いるんでしょ？…がんばってね。」









ｙ「うん…」









俺の好きな人に恋人いるっていってなんで気づかない？









普通、独り言でちゅうしよなんて言わないよ。









好きな人が近くにいない限り。

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