勘違いDNA ０２ 〜 もっとセッキョクテキに〜

もし… ページ18

ｙ「ねえ…もしさ、俺の好きな人がAだったらどうするー？」






我ながら、すごいこと言ってるなあと思うよ









「…んはっ？！なに？！急に。」








牛乳を飲んでたから詰まらせたみたい






動揺してる？









・




・




ぎゅう









「ぬぅ？ちょっと///」









ｙ「大好き…、昔からAしか見てないよ？///」









「え///でも、私、藤ヶ谷先輩…」









藤ヶ谷がいなきゃいいの？






おれでもいい？









ｙ「俺にキスしてよ…」









「そんなのだめだよお///」









ｙ「嫌い？だから？」









なんでこんなこと言えるんだろ。






自分でもびっくり









「や、でも私たち姉弟だしッ///」









明らかに照れてるよね？









嬉しいんだけど。









ｙ「そんなの、いいでしょ？キョーダイでもいいよ。好きだからキスすんだもん。」









「え///」









・







・









・



ＣＨＵ









・
・









キスしてくれた///？









キスはスキだよね？？









もう、俺のものだよね？









・





・







でも、唇の感触がしないいのはなぜ？









＊









「ゆ…た！、裕太！起きて！風邪ひくよ？！」









夢？









あれは、夢だったの？覚めたくなかった…









さっきの甘い妄想が夢にまで出てきちゃったんだ…









覚めなければハッピーエンドだったのにね。









ｙ「あー眠い…」









でも、なんでAは頬が赤いんだろうな？

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