勘違いＤＮＡ

手を引いて ページ37

【藤ヶ谷SIDE】




ｆ「飲み物買ってくるから。」









「あ、私も」









２「俺も行くッ！」









ｆ「そんな人数いらねーよ笑。俺とAちゃんで行ってくる、いい？」









「あ、いいですよ。」









T「…」









＊









「何飲みます？」









ｆ「…」









まだ、気づいてないのか？









今、２人きりなんだけど









「あの…？」









ｆ「せっかく、２人なんだし何かしようよ。ついてきて？」









「え、でもみんな待ってる…」









手を引いて









もっと意識して









おまえの中から俺以外の人間見えなくなれ









＊








KI「遅いなあ…何してんだろ？怒」









２「まさか、２人で…」









ｓ「藤ヶ谷先輩紳士だよ？それは、ないだろ笑」









・









・









ｙ「その、まさかだよ。たぶん…。」









＊









ｆ「あのさ、Aちゃんて…弟のことどう思ってる？」









「え？裕太ですか？…ただの弟ですよ…。」









なんで、そんな顔するんだ？









ｆ「意識しちゃったとかないの？」









「ないって言ったらウソですけど、弟ですし。」









ｆ「そっか。じゃあ、恋愛感情はないわけだ。」









「はい…」









さっきから、はっきりしない返事









もっと、俺に集中してほしいから…









言っていい？









・









・









・







・









・









・




ｆ「俺さ、Aちゃん…や、Aのいとこなんだよ。」









・









もちろん本当









顔も最近知った









ただ、同じ学校にまだあったことない自分のいとこがいるって聞いて
興味があった。









それがAで嬉しかった









一瞬で惚れた









この出会いは偶然じゃない









もう、あってしまったんだから愛してしまう









もう１人の邪魔ないとこを処置しないと。

ふたりを裂くCALING→←不可解でーと？

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