勘違いＤＮＡ

浮かんでは沈んで〜ファーストコンタクト〜 ページ30

ｆ「じゃあ、帰ろうか。」









「はい！」









ｆ「Aちゃん、やっぱ可愛い。」









「そんなことないですよ///」









ｆ「ねえ、今日家行っていいかな…？」









「え、いいですけど…？裕太いますよ？」









「ん、好都合…(ボソ)」



＊









「ただいま」









・






ｙ「おかっ…えり？…藤ヶ谷先輩？」









ｆ「悪い。今日、Aちゃんに用事があって。」









ｙ「はあ。」









なんで…？









Aが連れてきたのかよ…









俺に照れてんじゃないかとか、浮かれてた自分が馬鹿だ。









「ごめん///ちょっと話するから。部屋行くね。」









じゃあ、この妙なよそよそしさはなんなんだ？！









ｙ「気をつけろよ。」









「え//？」









そういう隙が藤ヶ谷にチャンスを与えちゃうから…









ｙ「藤ヶ谷先輩、大事なお姉ちゃんに変なことしないでくださいね？笑」









ｆ「しないよーなにも！笑シスコンだね〜」









(耳元で)
ｆ「すぐに手にいれるけど？そしたら口出ししないでね、弟でしょ？」









・









・









・









・









ｙ「本気なのかよ…。俺は弟じゃないから口出しできるのに。あいつは知っててわざと…」









不安で仕方ない









Aの不可解な言動も









藤ヶ谷の本気だしたら、Aが落ちてしまうことも。









というか、もうAはあいつが好きなんだ…









さけんでしまいたいよ。









いとこ同士だってこと。









言って、意識して振り向いてよ。

部屋の中でのｘｘｘ→←様子がおかしい

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す