勘違いＤＮＡ

カミナリの夜・前篇・ ページ27

【あなたSIDE】









結局、一日、藤ヶ谷先輩の言ったことばっか考えて授業どころじゃなかった…









ｙ「ただいまー」









「裕太！お帰り！」









秘密ってなんなの？聞いていいことなのかな…









ｙ「ごめん、悪いけど…今日疲れたから、お風呂入って先寝る。」









「あ…うん。」









ｙ「さみしいの？」









え？！なんで気づくの？！顔に出てたかなあ…









ｙ「うそだよ、おやすみ」









行っちゃった…私もねよっかな…









あー…気になるなあ…









★









お布団に入っても寝れないっ！！









気になる…









・









・









ぴかっ、ゴロゴロッ









「う、うそ？！カミナリ？！」









カミナリ苦手なのにッ！









「ど、どうしよ…裕太寝ちゃったかな…？」









無意識に、恐怖から裕太の部屋へ向かう。









「裕太…入るよ？」









ｙ「Zzz」









寝てる…そりゃそうだよね…









「裕太、この部屋にいてもいいかなあ…」









ぐいっ









急に引っ張られて裕太の布団に









「えっ？！ちょっ、くるしいっ」









ｙ「A…」









裕太、寝言？！しかも、私の？何の夢だろ…









ｙ「Aは、俺の大事な…」









「大事な…？」









あ、やばい。急に眠く…気になるけど…いいか…









そのまま意識がなくなっていました

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