Happiness

流行りの。*･ ページ35

光side

侑李｢ん、ゃ……ん、涙｣

丸山｢さっと終わらすから、な？頑張ろ？｣

ただ今インフル検査イヤイヤ期でございます笑
まぁみんな嫌よな……痛いもんね笑

宏太｢すぐ終わるよ？大丈夫｣

侑李｢んー涙……けほけほっ……｣

丸山｢お熱しんどいからはやくやっちゃおな？｣

丸山先生がさっと用意してちょっと抑えるねーって
あっという間に検査を終わらせる

侑李｢んぇ…涙｣

光｢頑張った頑張った｣

侑李｢んぇぇ…ﾋｯｸ…げほっ…んん、｣

丸山｢偉かったな！解熱剤点滴しちゃおうか｣

光｢ありがとうございます｣

侑李をベッドに寝かせて点滴を始める。

侑李｢こほっ…けほけほっ……ん、｣

宏太｢ちょっと体の向き横にしようか｣

光｢インフルじゃないといいんだけどねぇ、｣

宏太｢うーん、笑｣

検査してからしばらくして丸山先生が検査結果を
持って待ってる部屋に来てくれる。

丸山｢しっかり陽性だわ笑｣

宏太｢ですよねー笑｣

丸山｢ちょっと熱も高いし咳もあるからタミフルと
リレンザ用意しとくから｣

光｢ありがとうございます｣

丸山｢あと、提案があるんだけどさ｣

宏太｢提案？｣

丸山｢ここの部屋貸したろか？｣

光｢え？いいんですか？｣

丸山｢今丁度誰もおらんし入る予定もないし
あんまり使ってない部屋だからさ｣

宏太｢すいませんほんとに、なにからなにまで笑｣

ここの部屋は待合室だけど入院部屋とあまり変わらない。
ベッドとかテレビとかもあって十分過ごせる部屋で
俺らの状況を知ってる丸山先生はいつもこの部屋を
貸してくれる。

丸山｢涼介くんに移ったら大変だからさ｣

宏太｢助かります、｣

実は涼介定期的に喘息の検査してるんだけど
結果あんまり良くなくて、今は感染症とか気を付けないと
いけない時期なのも知ってて貸してくれるの有難い笑

侑李｢…ゃ、涙…ぉうち、｣

宏太｢お家がいいよなぁ、でも治るまでここで
一緒に頑張ろ？俺らずっとそばに居るから｣

光｢大丈夫。どこにも行かないよ？｣

侑李｢ん、｣

解熱剤のお陰でさっきより下がってきてるけど
まだまだ辛そうな侑李

丸山｢定期的にくるからなんかあったら言って？｣

すぐ呼んでいいから！と頼りになる丸山先生
はやく良くなるといいんだけど…

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