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廊下。
「なんか変なこと聞いちゃったけど気のせいかな」
月「いや、気のせいじゃないと思います」
「だよね」
廊下に出て、まだその教室前にいる。
すると2人からあんな話を聞いた。
私より菅原の方が似合うよ。
あんなフリフリのモコモコ、着るわけないでしょ。
菅原だからこそ、似合うんだよ。
*
月「またトイレ...」
「入らなきゃ...」
私達は2階のトイレ前にいた。
でもまぁ仁花ちゃんは1階で登場したし、今度は男子トイレの番だろう。
「月島、頑張って」
月「叫ばないよう努力します」
「じゃあ...」
「「せーの!」」
同時に中に入った。
*
女子トイレ。
「暗い...」
1階の時よりとても暗かった。
私は携帯を取り出し、ライトを付け、鏡を見てみた。
「うわっ」
鏡には、血文字で
*夜になると、偽物が現れる。*
と書かれていた。
「偽物...?」
偽物が現れるってどういうことだろう。
凄くクオリティーが高い。
他のところを見ると、特に何もなかった。
*
男子トイレ。
中に入ると、手前から2つ...ドアが閉まっていた。
別に鍵が閉まってるわけではない。
普通なら、誰もいないのなら開いているはずだ。
その2つ見るのを最後にして、他のところを調べた。
特に何もなかった。
じゃあこの2つ...
僕はドアを手をかけ、2つ同時に開けた。
木&成「「わあああ!!!」」
月「うわああああああ!?!?!?」
なんと左から木下さん、右から成田さんがミイラの格好をして驚かせてきた。
誰かが出る、とわかったとしても本当...心臓に悪い。
止まったらどうするんだ。
木「うわ、めっちゃ驚いてる...」
成「だ、大丈夫...か?」
月「クオリティー高すぎです」
ミイラの格好、と言っても体に包帯をぐるぐる巻いてるだけではない。
血のりとかで赤く染めてあり、リアルティーが増していた。
木「なんかここまで驚いてくれるとこっちとしてめっちゃ嬉しい!」
成「だよな!」
月「!」
僕の反応は向こうからしたら、嬉しい反応なのか。
そっか。そうだよね。
木「じゃあまた頑張れよ!」
成「頑張れ!」
月「は、はい」
僕は男子トイレを出た。
.
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naonao(プロフ) - いい話やなぁ(泣) (2021年10月17日 10時) (レス) @page44 id: d20e044f3d (このIDを非表示/違反報告)
カミユー - 私も失礼ですが声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいても宜しいでしょうか?応援しております (2019年5月15日 20時) (レス) id: f910bb8dde (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - おちささん» ありがとうございます…!この作品も他の作品も頑張ります。 (2019年4月14日 23時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - ありがとうございます。改めて、本作、他作頑張ってください。 (2019年4月14日 22時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
おちさ(プロフ) - 他の作品も見てます。失礼ですが、声の出ないマネージャーは今日も頑張るはずだったのパスワードを教えていただいてもいいですか?本作品も他作品も応援しています。長文失礼しました。 (2019年4月14日 15時) (レス) id: 1175de7164 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノン | 作成日時:2019年3月26日 22時