第15話「触れることが出来ない」 ページ17
太宰side
太「そっか.....。」
「あ、あの...だからその...物とかにも触れることが出来ないんです。こうやって....」
そう云って、Aちゃんは私の頭に触れようとしたが、そのまま貫通した。
だから押し花も触れることが出来ない....。
あれ?でも...。
太「どうして国木田君には見えなくて、私は見えるんだろう....。」
別に霊感とかは無いのに....。
「それは....えっと...」
それも何か彼女は知っているのか。
太「わかった。この話は今日の夕方でいいかな?それに.....辛いかもしれないけど過去の話を云ってもらわないといけないし...。」
一日でも早くAちゃんを楽にしなきゃ。
太「最期....。最後に居た場所は覚えているかい?」
それを覚えていたらいいんだけど....。
「すみません。覚えていないです....。」
そうだよね。すんなりいかないか。
太「よし、じゃあ学校行こうかな。」
「あ、あの!」
太「?」
「クラスの皆は....悪くないんです..!全部..全部、私が悪いんです..!」
自分が死んでいるのにそこまでクラスの奴らを庇うのか。
太「大丈夫。今日、皆の様子を見て、どういう子か見てくる。」
「..っ.....」
太「それじゃあ又ね。」
「...は、はい....。」
しまった。又昔の自分が....
大丈夫。学校では普通にしないと。
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♢▧¿ - お疲れ様でしたッ!!!メッッッッチャ泣きました笑イラストも発狂するほど綺麗でした!!! (2022年5月2日 6時) (レス) @page43 id: 0027272399 (このIDを非表示/違反報告)
♢▧¿ - ワァココニテンサイガイルゥスゴォイナミダデチッタヨ (2022年5月2日 6時) (レス) @page43 id: 0027272399 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - 神楽さん» コメントありがとうございます!!そうですね....夢主ちゃんには安らかに眠ってほしいです。私もイジメダメゼッタイと思っています。素晴らしい作品だなんて!?本当にありがとうございます! (2019年3月3日 15時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
神楽 - 泣かせにきましたか?絶対そうですよね!?クローバーになるとか切なすぎ!閉じ込めて1週間以上立つのに見に行かなかったのか!酷い!とか思いましたね。イジメダメゼッタイ。夢主ちゃん安らかに眠ってください。素晴らしい作品をありがとうございました。(泣) (2019年3月3日 15時) (レス) id: 00a0d85b76 (このIDを非表示/違反報告)
ノン(プロフ) - 煮魚と餅さん» 返信遅れてすみません!!感想を書いてくださりありがとうございます!!最後の写真はパパッと書いたやつですけど、素敵な作品と言っていただき嬉しいです!!よければ続編もご覧になってください! (2019年1月28日 19時) (レス) id: 06efefbac8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ノン | 作成日時:2018年12月17日 20時