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Aが彼女になって特に変わったことは無い…訳じゃない。
仕事中は変わらなかったけど、
今までより一緒にご飯に行ったり、
初めて手を繋いだり、
､､､初めてのキスをしたりした。
奴は腕を組んでくるしかしなかったし、
俺もまだシャイだったから、それしか無かった。
Aは、いつもはキリキリして見えるけど、手を繋ぐ時もキスをする時も変わらず顔を赤らめるもんだから可愛くって。
あと、意外とスポーツもできるし、好きみたいで。
一緒にジムに行ったり、運動施設に行ったりした。
一人でいた時も楽しかったけど、
一緒のものを2人で楽しむのも良くて。
同じ趣味の彼女がいるって、いいと思った。
勿論、俺に付き合って貰うだけじゃなくて、
Aの趣味にも付き合った。
Aはゲーム全般基本的に好きだから、
マ○クラとか、音ゲーとか、モン○ンとか、色々やった。
すっごい幸せやなって感じてた。
でも、長くは続かないんや。
ある日、夜に電話がかかってきた。
奴だった。
奴は電話番号を変えて俺に電話してきたみたいだった。
内容は、最悪だった。
「あ、ロボロくん?私ね、あなたの邪魔者無くしてあげたよ?」
「たまたまロボロくんの家に行くあの子を見つけたから、車で引いたの!」
「私に冷たかったのはあの子に惑わされてたからだよね笑」
「はやく、私の所に帰ってきてよ。」
頭が真っ白になった。
何も考えられない……。
でもこのままじゃ……。
rb「お前は今、どこにいる。」
「あ、私?私は今〇〇の××にいるk」ﾋﾟｯ
ﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙﾌﾟﾙ
「はい、こちら警察です。事件ですか?事故ですか?」
「事故です。〇〇の××にてAを車で引いて嬉々としている者がいます。すぐにお願いします。」
「えっ!?あ、至急向かいます!」
=====
その後のことは余り覚えていない。
でも、Aが俺の家に向かっていたのはバレンタインデーだったから。
Aの手には俺へのチョコがあったこと。
奴は捕まり、接触不可を命じられたこと…。
それと、俺は部署を移動したこと。
そんなことがあった。
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