前日 ページ48
zm「お、A！」
『ゾム！』
zm「何しに行っとんや？」
『明日のドレスのフィッティング。サラさんからドレスができたって連絡があったの。来る？』
zm「お、いくいく」
Aとゾムが揃って部屋に入るとサラは少し驚いた顔をして見せたもののすぐドレスの話になった。私はドレスを着て彼女に少しサイズ調節をしてもらう。スリットのところに使われている黒いレースがお気に入りだ。
Aが嬉しそうにドレスを着てクルクルと回っているとサラとゾムが話す声が聞こえた。
サ「というわけで装飾品の色を何にするか迷っているのです。」
基本紺色で纏められたシックなドレスに合う装飾に悩んでいると言いながら彼女が出してきた装飾品の中からゾムが「これとこれとこれ」と言いながらさっさと選んでしまった。
『ちょっと私にも選ばせてよ』
zm「えー、俺はこれがいいと思うけどな」
彼は慣れた手つきで首にネックレスをつけ、髪を解き、パーティー用にと髪をまとめてくれた。
zm「それでこれを付けたら完成っと」
最後に自身の選んだ飾りを髪につけていき、指輪を中指に通すと満足そうにうんうんと頷いた。
サ「すごくお似合いです！A様！」
鏡に映った自身の姿を見て彼女も驚く。
『凄い…これにします。サラさん』
サ「かしこまりましたA様。それでは私はこれで失礼します。」
彼女が帰ったあとも楽しそうに鏡を見るAにゾムはニヤニヤとしながら話しかける。
zm「ドレス作ったんはええけどお前踊れるんか？」
『私だってちゃんと踊れるし、別にこういうの初めてって訳でもないしねー。』
zm「それって何年前の話やねんw」
『なんか腹立つ〜！』
Aはくるくると踊ってみせる。その姿は蝶のように艶やかである。ただ、1つ問題があった。
zm「それ、1人用やん…」
『うぇ！もしかして絶対ペアで踊らないといけない感じなの？それは出来るは出来るけど不安が…』
ブツブツと言いながら焦り出すAを傍にゾムはケラケラと笑い出す。
zm「1人で踊るとかww普通無いでww」
『前の時はあったの〜！』
zm「絶対Aが勝手に踊っただけやでw」
ゾムはAに近づき手を差し出す。
zm「俺でよければ練習相手になりましょうか？」
『…よろしくお願いします。』
Aはバカにされたことを少し不満に思いながら差し出された手をとった。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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シー(プロフ) - まとまりさん» わざわざ調べてくださったんですねありがとうございます！ (2020年4月21日 16時) (
レス) id: 268aa0a0d3 (このIDを非表示/違反報告)
まとまり - 33ページのロシア語意味調べました。さてはシーさん神ですね？ (2020年4月21日 16時) (レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 志麻センよりのcrewさん» ありがとうございます！もっとバンバン更新できるように精進してまいりますのですのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月3日 1時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
志麻センよりのcrew - とっても面白いです！頑張ってください！完結お待ちしています！ (2019年6月10日 9時) (レス) id: 7d11b5b59f (このIDを非表示/違反報告)
ロシス - シーさん» そうなんですか！？なんか、とっても楽しみになってきました♪いつでも楽しみに待っておきます！ (2019年5月6日 21時) (レス) id: 235877c413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シー | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sea_see_San?s=09
作成日時：2019年1月13日 11時
