模擬戦 3 ページ18
突如、Aの雰囲気が変わった。今までは”女の子”や”メイドの子”として見られるであろう雰囲気を纏っていたがガラリと代わり”戦闘員”と思われるであろう雰囲気に変わったのだ。
『ゾムさん。すみません。すぐ終わるかも知れません』
Aはそう言うと少し跳ねるように飛んだ後物凄いスピードでゾムの懐に入り込み、ナイフで首元を攻撃しようとした。
zm「…っぶね！…ふーん。やれるやん」
流石と言うべきかゾムはAがナイフを持っていた手をギリギリで掴み、地面へと叩きつけようとした。
『誰が大人しく叩きつけられるものですか』
1度ふわりと浮いた体を捻り、手を離させ、足から着地したAはニコニコと笑っていた。
『こんなに本気になるの久しぶりかもしれません。』
zm「…俺も本気出さなあかんみたいやな」
ゾムとAからは殺気が出ていた。
Aの後ろにいた幹部達と兵達は自分に向けられている殺気では無いと気づいているが、ゾムの殺気に冷や汗をかいていた。1部の兵は「俺無理…」と呟き吐いたりもしていた。
gr「あの殺気を向けられて笑っていられるとは…Aは想像以上の逸材だな。」
グルッペンがそう言うと、トントンが口を開いた。
tn「…グルさん、そろそろ辞めさせんかった方がええんちゃう？」
2人が話している間も一般兵たちには見えない速度で交戦していたAとゾムの場所が入れ替わりAの顔を見た幹部達は唖然とした。
その顔は有り得ないぐらい満面の笑みを浮かべ、しかし、殺気はゾムに劣らないほど出していたのだ。
ゾムとAが交戦しだして数十分後、Aはニヤリと笑い、殺気を出すことをやめた。
『殺気出すのって疲れますね』
zm「なかなかやるやん」
ゾムはAと間合いを詰め、右手でAを殴るふりをした。
『えっ…！』
殴られると思い身構えたAの腕を咄嗟に掴み、ゾムは彼女を投げ飛ばし、地面に押さえ込んだ。
gr「……そこまで！」
グルッペンの声と共に歓声が上がる。
「流石ゾム様！」
「あの子もなかなかやるな！」
Aに手を貸し立ち上がらせたゾムはAに笑いかける。
zm「やるやん」
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
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シー(プロフ) - まとまりさん» わざわざ調べてくださったんですねありがとうございます！ (2020年4月21日 16時) (
レス) id: 268aa0a0d3 (このIDを非表示/違反報告)
まとまり - 33ページのロシア語意味調べました。さてはシーさん神ですね？ (2020年4月21日 16時) (レス) id: d455a140fe (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 志麻センよりのcrewさん» ありがとうございます！もっとバンバン更新できるように精進してまいりますのですのでこれからもよろしくお願いします。 (2019年7月3日 1時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
志麻センよりのcrew - とっても面白いです！頑張ってください！完結お待ちしています！ (2019年6月10日 9時) (レス) id: 7d11b5b59f (このIDを非表示/違反報告)
ロシス - シーさん» そうなんですか！？なんか、とっても楽しみになってきました♪いつでも楽しみに待っておきます！ (2019年5月6日 21時) (レス) id: 235877c413 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シー | 作者ホームページ：https://twitter.com/Sea_see_San?s=09
作成日時：2019年1月13日 11時
