花束と幸せ 4束 ページ45
ヒナタを連れたAは2人の元へ行き、よろしく頼むと声をかけ、ヒナタに花束を持っていてくれと預けて少しドレスの裾を破き動きやすくした。
『ヒナタ様、これからこの者達を始末する訳で血が出たり人が死んだりします。目を瞑っていてくださっても構いませんからね。』
Aがヒナタにそう声をかけるとヒナタは首を横に振りこういった。
ヒナタ「私も今日からこの国の民の母となるのです。このような事でいちいちキャーキャー言っているのでは始末がつきません。しっかりと見させてもらいます。」
その言葉を聞きAは目を見開いた。そして
『失礼しましたヒナタ様。それではここで動かずにいてくださいね。』と言って、トントンとシャオロンと少し話したあと、ドレスの中に隠していた暗器を取り出し男達を始末して行った。
途中でユウとグルッペンの元へ行ったAはグルッペンに指示を仰いだ。
『総統閣下、ボクは何をすれば？』
gr「私はユウとここでコイツらと応戦する。さっきのリーダー的なやつと２,３人残しておけば他はどうしてもいい。ユウ、それでいいか？」
ユウ「もちろん。」
『了解。』
Aはその指示に従い、男達をほぼ1人で始末して行った。そして最後には血だらけのAを中心に男達が倒れていた。
『……総統、終わりました。』
gr「ご苦労。流石だなA」
『恐れ入ります。』
そう会話をし、伏し目がちに髪留めを外したAを見たヒナタは、Aの元へ駆け寄り、こういった。
ヒナタ「……あ、あの、お姉様って呼んでもいいですか？」
『はっ!?』
ヒナタ曰くクルクルと男達の間を回り、通り抜けながら仕留めていくAの姿がカッコよく、そこまでとは行かなくても自分の身を守れるぐらいにはなりたくなったのだとか。
ヒナタは血塗れになったAを見て、大切に持っていた花束を渡した。
ヒナタ「Aさん、守って頂いて本当にありがとうございます。」
そしてその国の使用人たちが男達を片付けている間にシャワーを借りて血を洗い流したA達は少しユウとヒナタと話したあと、自分たちの国へ帰るため出発した。
Aは帰りの馬車の中でも
『ヒナタ様は本当にキレイだね。』
と呟いていた。
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シー(プロフ) - 狐さん» 狐さんありがとうございます。直しておきました。これからもよろしくお願いします！ (2018年11月26日 6時) (
レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
狐(プロフ) - 初コメ失礼します。鬼ごっこ4の所おるが降りるのおるになってる気がする。(漢字ダメ野郎)あっていたらごめんなさい (2018年11月25日 22時) (レス) id: b010f9e5a3 (このIDを非表示/違反報告)
シー(プロフ) - 腐・林檎さん» 腐・林檎さんありがとうございます。期待を裏切らなくて良かったです笑 (2018年11月25日 17時) (レス) id: a45ec2db1a (このIDを非表示/違反報告)
腐・林檎 - 紺狐(ユウ)さん» 言っちゃ悪いかもしれないので、先に謝罪します。すいません、ユウさんって、ユウちゃんっスか？部外者が失礼しました。 (2018年11月25日 13時) (レス) id: bedc22dee4 (このIDを非表示/違反報告)
腐・林檎 - シーさん» 私の期待を裏切らない。そんなあなたが大好きです＾＾鬼ごっこいいですね。面白いです。更新頑張って下さいね（＾ω＾） (2018年11月25日 13時) (レス) id: bedc22dee4 (このIDを非表示/違反報告)
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