129 ページ9
『……えーと、坂田銀時さんの家……ですよね?』
まさか出てきた人は銀兄ではなく、メガネをかけた男の人。
パッと見てまだ未成年ぽい。
え、銀兄誰と一緒に住んでるの?
「あ、銀さんですか?」
『そ、そう銀さん……?ですね。』
沖「ほら、さっさと旦那呼んでくだせェ。
“ 大切な人が待ってる。 ”
って。」
と、沖田さんが言うと眼鏡をかけた男の人……略してメガネははてなマークを浮かべながら私を中に入れた。
ちなみにまだ真選組の2人は着いてくる。
靴を脱いで中に入ると、ごく普通の生活感が漂っていた。
ちなみに靴を脱ぐ時にふと見たのだが、女の子用の靴があった。
あと、傘も銀兄が好んで選ばなさそうな色の傘。
もしかして……女?
あの銀兄に限って彼女とかいるのだろうか?
いや、居ないだろう。
メガネくんが引き戸を開け、中に入って行くと1人の男の男性がいた。
光のせいでよく見えないが、黒いもじゃもじゃのシルエットは私が知る限り一人しかいない。
『……銀兄……?』
銀「どちらさま…………で。
って……」
振り返った瞬間、私とその男性は目がバッチリあった。
『ぎ、銀兄………』
私達2人はゆっくり二人の距離を縮めていく。
やっぱりもじゃもじゃは銀兄。
『銀兄!!!』
銀「A!!!」
ギュッ
と今まで会えなかった分まで強く、強く抱きしめた。
「「「「え……?」」」」
_____
___
「ちょ、銀さんどういうことですか?」
「銀ちゃん!その可愛い女の子誰ネ!」
と、私たちの関係を知らないものもいれば、
土「……あ、銀兄……?」
沖「あれ?嫁じゃなかったんですかい?」
事実を知って固まっている奴らもいる。
銀「嫁?
お前らなに馬鹿なこと言ってんだよ。
つかなんでお前らいるんだよ。
税金泥棒が。」
「いやそんなことより、誰ですか銀さん。
ずっと抱きついたままですけど。」
そう、私達はいまだに抱きついたまま。
離れたいのに離してくれない。
銀「え、こいつ?
あー、こいつは
坂田A。
俺の妹。」
『坂田Aです……!』
気がつけばメガネくんとチャイナ服の女の子の目がとび出ていた。
銀魂名言
頼むから死んでくれよ土方コノヤロー
608人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
楓 - 面白かったです!続き待ってます (2月4日 8時) (レス) @page13 id: fd0ff1a17a (このIDを非表示/違反報告)
真白 - 👍 (8月7日 17時) (レス) @page13 id: 1bd364c53c (このIDを非表示/違反報告)
凛 - ツンデレ息子とツンデレ旦那を読みたいのですがパスワードを教えていただけませんか? (2023年1月26日 17時) (レス) id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
凛 - 早く続きが見たいです!ゆっくりでもいいので更新待ってます!とても面白いです! (2023年1月26日 17時) (レス) @page13 id: 2bc0f45ebb (このIDを非表示/違反報告)
おうの。(プロフ) - rinto*さん» 全然キモくないです笑笑 嬉しいコメントありがとうございます。今後もよろしくお願いします。 (2021年1月15日 21時) (レス) id: ffddb433b4 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:おうの。 | 作成日時:2018年8月26日 13時