【銀魂】晋助の彼女さん。４【高杉晋助】

１０５ 終戦篇 ページ15

〈Aside〉





どんより空。







そんな日ってろくなことに合わないと思っていたけど…









本当ろくなこと無いね。




気がつけば戦は負けてて 今日、終戦を迎えた。



そして、





憎き天導衆奈落に捕まっていた。




何も抵抗ができなかった私達を奈落は地面にうつ伏にさせ、縛っている。



視界には、朧もいて。




私達と朧は何かの縁で結ばれてるのかな？




赤い糸ではなく、黒い糸で。








どんより空の先に居るのは、




『先生…』





私達の師・吉田松陽だ。



先生も後ろ手束縛され、地に座っている。






「師か仲間どちらでも、好きな方を選べ。」





そう朧が告げた相手は



唯一縛れれてない白夜叉…銀兄。



銀兄は先生の後ろに立っていて、刀を片手で持っていた。






『えっ………』






朧が放った言葉に一歩遅れて気がつく。




“ 師を殺すか、仲間を殺すか。


どちらかを守るか。”




と。



この選択肢は一つしかない。



両方助かる事も…







ない。






『やっやめて…銀兄…』



晋「やめろ…銀時…！」



桂「ぎっ銀時…！」





私達が後ろから銀兄に向かって叫ぶが返事はない。



銀兄は振り向かず、突っ立てるまま。



その光景を見たくはなかった。






『やめてよ…銀兄…！』




『お願いだから…お願いだから！』







叫ぶうちにだんだんと涙が込み上げてくる。



きっと今、銀兄は悩んでいるのだろう。




後悔しない選択を選ばないように。







“ 俺は後悔する選択はしたくねぇからな。”






って言ったよね。



後悔する選択選ぶなよ…？







そう思っていても見てるのが辛くて。





早く終わって欲しい。




この光景も…




全て。




全てが終わって






また、先生と銀兄・小太郎・晋助と一緒に笑いたいよ__









その願いは届かなく、




銀兄はギュッと刀を持ち上げた。




その様子に気がついた先生は銀兄の方を向いて微笑み









______ありがとう。









その言葉を最後に先生の首が飛んだ。






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晋助happyBirthday！！
ということで、今日から1週間頑張って1話は更新します！

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