∞さん､ウチくるの?! (ページ4)

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りん｢て､なわけで…あなたの相方のりんです。よ

ろしく♪｣

安｢なぁ～｡聞こう思ってたんやけど､M.B.O.Uっ

てどういう意味なん?｣

りん｢別に､深い意味はないわよ｡ねぇ～あなた｡｣

貴方｢…………｡｣

聴こえないフリを決め込む…｡

りん｢目指せ､バカなお笑いユニット!!の略で

M.B.O.U!｣

丸｢?ホンマはお笑い目指してたん!?｣

りん｢まさかぁ～｡バカやって笑ってるユニッ

トって感じかなぁ～｡ねぇ♪｣

貴方｢…さぁ～｡｣

確かに…自分達がバカやって笑って貰ったら嬉

しいかぁって単純な理由で付けたような覚え

が…｡まさか今さらその名前を使われるとは…｡

倉｢生で見たかったぁ～!｣

三田｢皆さんが来るとは…思っても見なかった

ので…｡｣

ヒナ｢まぁ…見てるこっちが緊張したけど

なぁ｡｣

貴方『アナタに言われたくありません…｡私

だってアナタが震えてる手でピアノを演奏して

た時TVの前でどんなにドキドキしたかぁ～｡』

倉｢今度やる時は､声かけてやぁ絶対行くから｡｣

貴方｢もぅ､絶対無いです｡｣

安｢えぇ～何でぇ～｡楽しかったんにぃ～｡｣

りん｢だから､ムリヤリ立たせたの♪あ～でもし

ないと､歌ってくれないから｡｣

貴方｢でも…さすがにあれは無い!!あり得ない!!

もしもよ…私が､あのままハケたらどうするつも

りだったの!?｣

りん｢まぁ…色々考えてたわよ!!当たり前じゃ

ん｡でも…私は歌ってくれるって思ってたし…と

にかく…あなた私のバカに付き合ってくれてあり

がとう♪楽しかった♪｣

満面の笑顔と､プロの声音でストレートに射ぬい

てくる｡

砥｢はい､はい♪友情物語は後でゆっくりやって

くんない?ねぇ～貴方何かさっぱりしたの食べた

～い｡｣

りん｢じゃ～私は何時もの様に好きにしても良

い!?｣

貴方｢ご自由どうぞ｡｣

りん｢じゃ～遠慮なく。ちょっと､失礼｡｣

立ち上がり､リビングを後にし去って行く｡

貴方｢砥ちゃん｡こんなんで良い!?｣

砥ちゃんの前に､お皿を置きながらテーブルへと

戻り､グラスを一気に飲み干す｡

丸｢りんさんどこ行ったん?｣

貴方｢お風呂よ!!あの子いつもあ～なの｡｣

すば｢風呂!?｣

女子以外の視線が一斉に､りんが消えて行ったド

アへと向けられる…｡