∞さん､ウチくるの?! (ページ13)

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どうやってお開きになったのか、覚えてない…｡

リビングを見渡すと、砥ちゃんが寝息をたてている…。

確か……皆見送ったような。

ソファーから気配を感じ、覗いて見る…。

………？何故……ここで………｡

小首を傾げ昨日の記憶を遡って見るが、記憶が繋がらない。
深い溜め息をし、台所の換気扇をつけタバコに火を着け、現実をもう一度見渡す…｡
何かをしてないと、落ち着かない…｡
冷蔵庫の中を覗き、残り物をリメイクし朝食を準備してみる…｡

戸を開く音が聞こえたが、ムシし作業を続ける…｡

丸｢わぁ～。貴方ちゃん朝御飯作ってくれてる～。｣

貴方｢……おはようございます。１つ聞いても良いですかぁ!?丸山さんは、何処で寝てあったんですかぁ!?」

丸｢ん!?貴方ちゃん、何か怒ってへん!?」

貴方｢……いいえ。｣

丸｢あっちの部屋…けいこさんがお布団ひいてくれてん…やけど…｡｣

貴方｢……そうですかぁ…｡で…何人残って居るんですかぁ!?」

丸｢ん～と、安.すばるくん.村上君.大倉.三田ちゃん.砥ちゃん.リンちゃん!亮ちゃんは、今日早いから言うて帰った!!｣

けい姉…何故帰さない!!親戚のコですかぁこの子達は…｡布団ひいておもてなししてどうするの…｡

倉｢ん～。えぇにおい…｡おはよう、貴方ちゃん!!朝御飯作ってくれてるん♪｣

三田｢貴方さん!!おはようございます♪私、手伝います!!｣

貴方｢大丈夫…｡もぅ出来るから…｡｣

平常心を装いながら、鍋を火にかける。

………ボソ……｡

倉｢丸…何かした？｣

丸｢なんも…｡｣

倉｢ホンマに…何か貴方ちゃん怒ってる、みたいやし…｡｣

丸｢俺もそう思うて、聞いてんやけど怒ってへん…って…｡｣

リンは、何時もの事だから気にはしなかったけど…｡
どうして、君らが居るんですか!?
確か…見送った…｡

三田｢昨日、貴方さん安田さんにストレッチをレクチャーしてもらってて、最初にオチちゃうからビックリしちゃいました…｡｣

コーヒーメーカーをセットしながら三田ちゃんの呟きに？マークを浮かべながら、鍋が温まるまでの間、又タバコに火を着け又昨日の事を思い出そうと頭をフル回転してみる…｡