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ごめんね ページ8

A「大事なお話があるんだ」








銀時「ん?なんだ?」








神楽「どーしたアルか?」








新八「どうしましたか?」








A「私…実は水憐族じゃないんだ








この髪型も偽りの姿 この喋り方も偽りの姿








悪い人たちに追いかけられていたのは本当








だからお母さんに本当の種族は隠しなさいって言われてたんだ








けどね、銀ちゃん達ならきっと本当の姿を見せても大丈夫な気がするんだ」








神楽「そうアルか…!私たち、Aがどんな姿であろうと追い出したりしないヨ!!」








銀時「そうだよ、お前はもう仲間なんだからよ」








新八「そうですよ!僕達はAさんの味方です!」







A「…ありがとう… じゃあ着替えてくる








そして準備が出来たらありのままの自分で出てくるからね」







ーーーーーーーーーーーーーーーーー







A「入っていい?」








銀時&神楽&新八「おう/OKヨ!/いいですよ!」









A「これが私の本当の姿









…今まで黙ってて… 悪かった…ヨ」









神楽「…夜兎…族?」









A「神楽姉ちゃんも聞いたことない? 両親が殺されて子供だけが生き残った事件」








神楽「私が小さい時にやってたネ…」








A「その子供が私、Aヨ」








銀時「そういえばAって… 肌白かったし








あんまり外に出なかったもんな」








新八「まさかAさんが夜兎族だなんて…」








A「私は夜兎族の中でも日に強い方だから多少の陽の光は大丈夫ネ








…私、ホントはあんな髪の毛じゃないヨ 神楽姉ちゃんと同じ








だから番傘も持ってるネ」








銀時「そうか… 話してくれてありがとうな」








A「だから神楽姉ちゃんと会った時 バレないか心配だったけど








もう皆にもこの姿でいいのヨネ」








神楽「…A!!!!仲間だったアルか…!!これで私達また一歩仲良くなれたネ!!」








A「…ぐすっ… うん!!」








銀時「泣くなよ… なんか俺もそういう話聞くと… 目から汗が…」








新八「僕も目から汗が…」








神楽「ほら!A!甘味処行くネ!!」








A「ありがとう神楽姉ちゃん…!!銀ちゃん!!新八!!」

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作者名:虎華丸28号 | 作成日時:2017年3月18日 23時

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