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今日は快晴。絶好のサッカー日和である。
しかし私の心はそれはそれは曇天。

「(き、気まずすぎるっっ!!)」

ひーくんの表情は見えない。でも、あんな事を言った手前、なんて話しかけたらいいか分からない。でもずっと無言は気まずい。

何か話題・・・。何か・・・。

私が必死に考えていると、ひーくんが口を開いた。
「・・・なぁ。さっきAが言ってた事だけど。」
「は、はい!」
突然ごめんなさい、と私は口を開こうとする。しかし。

「Aの方が綺麗だから。」
「・・・え。」

ひーくんの方が早かった。何言って、と私はひーくんを見つめる。彼は真っ直ぐ前を向いていた。赤毛が太陽に照らされてキラキラと輝いている。
そう言うとひーくんは立ち止まり、こちらを振り向いてきた。その顔には照れ臭さが滲んでいる。
・・・やばい。これは反則だ。
「・・・ありがとう。」
「・・・うん。」

お互い顔を逸らしながらポツリと言う。
ああもう、なんでこんなにもドキドキするんだろう。

「さ、サッカーしよ!するんでしょ!?」
私は恥ずかしさを誤魔化すように声を張る。するとひーくんは「おう」と短く答え、再び歩き始めた。そして着いた何日ぶりかの公園。あのゴミ箱は健在だった。

私たちはそれぞれ準備運動をする。ひーくんはジャージの上を脱いでTシャツ姿になっていた。
おおっ、引き締まってる。流石男の子。

準備が終わると早速ボールを取り、ゴールに向かって蹴り始める。最初は慣れなかったが、段々とコツが掴めてきた。シュートが決まると気持ちが良い。

「へぇ、上手いな。」
「そ、そうかな?」
褒められたのが嬉しくてつい顔が緩む。
その後も2人で夢中になってボールを蹴った。

ふと時計を見ると、いつの間にか12時を過ぎている。
「あ、昼ご飯。」
「え、あ、ホントだ。忘れてた。」

ひーくんは近くにあったベンチに腰掛ける。私も彼の隣に座った。
「ほら。」
ひーくんは持っていた鞄から袋を取り出し、私に差し出してきた。
「これ何?」
「おにぎり。母さんが作った。Aのもある。」
私は渡された包みを開ける。中には鮭、昆布、おかかが入っていた。どれも美味しそうだ。

「いただきます。」

私は手を合わせ、お礼を言う。そして1番好きな梅干しのおにぎりを手に取った。
「ん、おいひい!」
一口食べると、優しい味が口に広がった。

(文字数・・・)

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の〜さん(旧もこ)(プロフ) - 私ブルロのキャラ全員推しなのと愛され大好物なので嬉しいです!出来たら全員に恋愛的に愛されたいです。無理ならすみません。更新頑張ってください!楽しみにしてます! (11月19日 8時) (レス) @page8 id: 79dfdf41ef (このIDを非表示/違反報告)
アムス - 美醜逆転に最近ハマったきっかけがこの作品なんです!!投稿楽しみに待っています_(:3」∠)_ (7月9日 20時) (レス) id: 9e21e9a7d9 (このIDを非表示/違反報告)
シェラ(プロフ) - ぴみさん» ありがとうございます!凛ちゃんの可愛さは万国共通だと思いますまじで。(黙れ)これからも頑張ります!! (2023年3月24日 15時) (レス) id: c2cb4d5a5b (このIDを非表示/違反報告)
ぴみ - めっちゃ好きです!凛ちゃん可愛い!これからも頑張って下さい!! (2023年3月24日 15時) (レス) @page13 id: a370e1aadc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:シェラ | 作成日時:2023年3月23日 0時

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