勧誘 ページ12
「あぁ"ー…づがれ"だぁ"ー」
地方の女子校に怪奇現象やら行方不明事件が起きていたので、呪いを払ってきた。
「可愛らしいお嬢さん、お隣、失礼するよ」
「あ、はい」
一人ファミレスが出来るほど、私はぼっち熟練者らしい
「お嬢さん、今はひとりかい?」
「えぇ…まぁ」
馴れ馴れしいな、と思いその人の顔を見ると、鳥肌が立ち、ソファーの端まで一瞬にして距離を取る、無意識に天狗まで召喚してしまった。
「そんなに驚くなよ、ほら、天狗しまって」
夏油傑、一年ほど前に一度、助けてもらった人だ
とはいえ、味方ともいえない
言われた通り、天狗をしまい込む
「そんな距離開けないで、久しぶりの再会なんだから隣に来なよ」
逆らうと恐れ多いので彼の隣に座りなおす。この人にまやかしは通じない、助けを呼ぶにも、バレてしまう
「悟の教え子らしいね」
「…五条先生と、やっぱり知り合いだったんですね」
関西人のくせ、敬語を使うと急に標準語になる、それは地方人のあるあるではないだろうか
「まぁ、学生時代の親友だからね」
衝撃な事実が耳に入り、なんとも言えない
「天狗とのコンビネーションは高いんじゃないの?大太刀の腕も最近始めたにしてはいい腕をしている、流石、悟が教えているだけあるねー」
「見てたんですか…」
さっきの任務を見られていたらしく、気づけなかった自分に不甲斐なさを感じた。
「改めて、僕と一緒にこのせ…」
召喚もしていないのに天狗が姿を現し、この前と同じように彼を吹き飛ばす。お店の中のことなのでざわざわとし始める
「天狗!?」
「あの女の子、ビンタで男の人吹っ飛ばしたぜ」
「ゴリラかよ」
周りの声よりも、彼の方が気になった。
「意思を無くしてもなお…彼女を守るセンサーは健在、て事」
頬を抑えながらゆっくり立ち上がる
「宿り神の力が上がっている、と言う事は、君自身の成長を表す…
君なら、いつか俺の思想に賛成してくれると信じているよ」
「思想…?」
騒ぎになり始めた為、夏油は眉間にしわを寄せる
「うるさい猿たちだ…」
そう言うと、一人の男性がミンチになった
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梟(プロフ) - 面白いですね!好みどストライクでした!更新お願いします!!! (2019年2月28日 18時) (レス) id: 418ddfb590 (このIDを非表示/違反報告)
ゼリー(プロフ) - この作品めっちゃ好きです!!更新お願いします! (2018年8月22日 0時) (レス) id: ca55176d45 (このIDを非表示/違反報告)
涼(プロフ) - 呪術廻戦めっちゃ好きです!これからも更新お願いします。!!! (2018年7月20日 20時) (レス) id: bd034a3b9d (このIDを非表示/違反報告)
チロル2 - すっごく面白いです!更新頑張ってください! (2018年7月20日 8時) (レス) id: df8d01df11 (このIDを非表示/違反報告)
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