誰かの為に慣れてるかな、 (ページ4)

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高地

俺は今危ないところへ向かっている、
怪我をしている身で、、、

高「誰かいますかー！？聞こえたら声出して！！」

大我を安全なところへ移し、今はスタッフを助けに戻っている。
確かこちら側にいたスタッフは1人だけだったはず、
声を出しても帰ってこない返事、、、少し緊張感が増す。

瓦礫を乗り換えながら進んでいく、
ふとした瞬間に俺の怪我は痛みを発する。

高「これ、やべぇんじゃねえか？」

血の量を見て驚愕する
さすがにやばかったか、、、
まあスタッフをほっとくなんてできないし、、

ス「こ、、、こっ、ここで、す、、」
高「！！！！？？？っあ！！スタッフさん！！」

スタッフは瓦礫に挟まれていた、

高「俺が助けに来たから一緒に外に出よう！瓦礫退けるから待ってて、！」
ス「こーちさん、私なんていいから早く逃げて、、」
高「何言ってんの！？俺はいつも大事にしてくれて俺らを助けるスタッフを見捨てることなんてできないよ！？」
ス「すっ、、、すいません、泣」
高「泣くなって〜笑」

高「ねえ、足の感覚はある？」
ス「よくわかんないです、」

やばいな、、、背中で瓦礫を押しながらスタッフをなんとか引っ張るか、

高「いい？これは１回しか挑戦できないし、失敗したら俺もあなたも危険だ。でもこれしかない。俺を信じてくれる？」
ス「信じます、、こーちさんを、、」
高「よし！よく言った！せーのって言うからね？」

せーのっ！！！

バダン、、、、、
いけたか？
高「よく頑張った！あとは外まで連れてってやる！」
ス「ありがとうございます、、、泣」

さっき入ってきた出口は、、、あれ？
塞がってる、、
瓦礫が崩れたんだ、、
隙間はあるけど危ないな、、
よし違うところから！！

ここはボロいけどなぜか出入り口はたくさんある。
その面では良かったかな？

スタッフを背負って外へ向かう。

樹

地震があってから瓦礫の向こうにいた高地の指示で
怪我をしたスタッフを支えたりしながら外へ出た。
こーちときょもは無事かな？

北「こーちってすげぇよな、、みんなパニックになりそうなこともすかさず指示できるって」
慎「確かに、、でも結構無茶するんだよなぁ、」
ジ「早く2人の無事を知りたい！もう外でてるかな？」
樹「だな！早く行こう！」

俺たち4人は無傷、、今悔やむことがあるとすれば
きょもを1人置き去りにしてしまったことだ、、
でもきょもにはこーちがいるか、