誰かの為に慣れてるかな、 (ページ11)

今日:3 hit、昨日:14 hit、合計:30,181 hit

. ページ11

北斗

病院に着き
すぐに手術室に運ばれるこーち。
医者からは

医「とても厳しい状況です、、ですが最善を尽くします。」

この言葉が
俺を震わせた。

ジェシーと慎太郎は泣きすぎて放心状態。
今ここにいない樹や京本に
今の状況を伝えなきゃ、、、

ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙ

樹「もしもし北斗？そっちはどうなった？」
北「こーちは、大きな怪我があって、、たくさん血を流してたのに、、建物にいるスタッフさんを助けに行ったんだって、、、ｸﾞｽｯ俺と、、じ、ジェシーが見つけた時にはもう意識が朦朧としてて、ジェシーが救急隊員を、、、呼びに行ったすぐに、、息がなかった、、バカだよな？、、、こーちの怪我に気づかなくて、、
さっき医者には「最善を尽くします」なんて言われちゃったよ、、、」

樹「北斗？お前のせいじゃない。救急車に乗せるまで北斗が頑張ってたんだろ？もし北斗がいなかったらこーちは危なかったかもな、、、だから誰のせいでもない。今はこーちが無事なことを祈っとけ、俺はきょもに付いてなきゃいけない。北斗、ジェシーと慎太郎支えられるよな？行けるようになったらすぐ行く。それまで頑張れよ！」

北「、、、ｸﾞｽｯ、、っく、、うん、、」
樹「泣くな泣くな笑こーちが帰ってきた時北斗がそんなんじゃこーち悲しむぞ？」
北「うん、、、そっちも大変なのにごめん、、京本をよろしく」
樹「うん、こーちのこと頼んだ。」

樹の電話で
少し引き締まった。

ジェシーと慎太郎が待つソファに
俺も座って待つ。

信じてるから
こーち、、、