誰かの為に慣れてるかな、 (ページ10)

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慎太郎

3人のもとへ走ると、
その方向から来たのは
泣きながら助けを求めるジェシー。

慎「ジェシー、！！！！」
なにかあったに違いない、、

ジ「こーち、、ｸﾞｽｯ見つかっ、、た、けど、、怪我が、、ｸﾞｽｯ酷くて、、北斗は俺に救急隊員、、を、、連れてこいって、、、あと担架も、、」

焦っちゃダメだ、もしものことなんて考えるな、、

慎「ありがとジェシー、探して早くこーちのとこ行こ！」
ジ「、、う、っうん！！」

「こーちさーん！！聞こえますか！？」

声の先にいたのはタイミングを見計らって来たような
救急隊員の姿、、

きょもを見に行く時にすれ違った人だ、

慎・ジ「救急隊員さんっ！！、こっちです！」
救急隊員「メンバーの方ですね！、こーちさんは！」
慎「ついてきてください！担架も持ってきてほしいです！」
救急隊員「わかりました！」

ジェシーを先頭にこーちのもとへ走っていく。

北斗の姿が見えて安心したのも束の間

微動だにしないこーち。

慎「北斗！！」

近づけばこーちの胸に手を置き
息を切らしている北斗。
こちらを振り返り

北「ついさっきまで、、、話してたのに、、ｸﾞｽｯ、反応、ひない、い、、息、、、してない、、はぁ、、っは、、はぁ」

救急隊員「こーちさんを担架に乗せましょう！！」

慎「北斗も一緒に運べるか！ジェシーも！！」
ジ・北「、、っうん！」

4人「1、2、3っ！！！」

こーちを急いで救急車へ運ぶ。

慎「こーち！！しっかりしろ！！もうすぐ救急車だ！」
北「こーちっ！！ｸﾞｽｯ、！！」
ジ「返事してこーち！！」

そしてこーちと3人は救急車に乗り込んだ