マザコン美少女は今日も今日とて実況中 (ページ7)

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第6話　第2ステージページ7

私はヒミコちゃんのお隣でモニターを見ています。

「フフようやく開幕ですね」

『こっくりさんって四人でやったら死人が出るって聞いたことあります』

「そうなんでェ？」

『はい
4は死の数字だって…(アンヤさんとカリンちゃんが)心配です…』

「怪我をしないことを祈ろう」

『はい！』

「でも『たたり姫』が向こう側でよかったじゃないか」

たたり姫？

「なんでぇたたり姫って」

「あのお嬢さんの通り名さ
彼女オカルトものはかなり精通しているはずだよ」

「……半べそかいてねェか」

『泣きそうなカリンちゃんも可愛いですね好きです』

「確かに
得意ジャンルに当たったほうがクリアの確率はあがります
ただ閲覧者様が望むのは必ずしも堅実で安全なプレイだけではございません

ときには予想もつかないエキセントリックな行動が人の心をつかむこともあるかと
…茜様、ワタクシは…？」
『パカちゃんは可愛いので好きですよ！』
「ワ、ワタクシ今大変感激して((『あ！見てください十円玉動きましたよ！』茜様っ！？」

その後、着々と二つ目のお願いを叶えたとき
モニターが映らなくなりました

『わ、びっくりしました』

「おいこれどうなってんでぇ」

「はて回線の故障でしょうか
じき予備モニターに切り替わると思いますが…

ああ映りました」

「……オイあの黒い奴、誰でぇ…？」

真っ黒で白い髪の女の子が椅子に座っていたのです
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
-PAKA`S KITCHEN-

「あ、ヒミコちゃんに茜さん」

トレー3つを山盛りにしてもらって
頭と両手で運んでいたら
アカツキ…？さんが私とヒミコちゃんの名前を呼びました

カリンちゃんとアンヤさんもいます！

「ツムギちゃん！？それ全部食べるの！？」

『パカちゃんがいくらでも食べていいって言ってたのでつい…えへへ』

「「」」ﾎｯｺﾘ

「不参加組はシアター待機だったんですね」

『そうですよ』
「みなさんご無事でよかったです…」ﾆｯｺﾘ
「「『』」」ﾎｯｺﾘ

ヒミコちゃん可愛いです…！

トレー3つをアンヤさんのお隣に置いて
『本当に無事でよかったです～アンヤさん～』ｷﾞｭ
横から抱き付く。
「やめろ」

「あの朝から思ってたんですが…おふたりってお付き合いしてるんですか…？」
『昨日が初対面ですよ』「昨日初めて会った」

「え、そうなんですか！？仲がいいのでてっきり…」