【名探偵コナン】ケセラセラ

9話　職権乱用じゃねぇか！！ ページ10

降「逃がすとでも？」

ヒュン

喉が閉まる音がした

Aの手首を掴んで逃げを阻止する降谷

あ、終わった。
ビクともせんよ。
え？重心鬼やん。

『ねぇ松田さんこの人何。ゴリラですか？』

降「･ ･ ･ 誰がゴリラだ」

痛い痛い痛い!?

『お、折れる!!ごめんなさい!!』

松「よく降谷にそんなこと言えんな。そいつ主席卒だから。」

関係あるかな!?
私もだけど!?

降「それで？この女子高生がなんなんだ？」

降谷さんが呆れながら聞く

伊「嬢ちゃんは何やったんだ？」

えっ

『強いて言うなら萩原さんの命救いました』

松「萩原と俺はこいつに命を救われた」

三人「「はぁ？」」

おお、息ぴったり。

降「なぜその命の恩人を捕まえる必要が？」

伊「お前メールの文省略し過ぎだ」

言ってやって。
てか何送ったのあの人。

諸「君は何で逃げたの？」

『え、えっと。知るはずもない私の家の前に二人がいて
　私を見つけた途端ガンだでこっち向かってくるわ
　あまつさえ、現行犯逮捕だとか叫びながら
　近づいてきたので。なんか怖くて逃げました。』

流石にずっと赤面するのもあれなので
落ち着いて話すようにする

3人「「そりゃ逃げるわ」」

松「お前が逃げるのが悪い。大人しくつかまっとけ」

横暴か。

伊「おいおい」

『まずなんで2人は家知ってたんですか』ジトｫ。

そう私は刑事達に
家の大まかな場所しか教えていない
だから誰も知らないはずなのだ

松「調べた」

『職権乱用じゃねぇか!!』

萩「家には入らなかったから！」

『当たり前だ!!職権乱用してなおかつ不法侵入したら警察呼ぶわ!!』

松「俺らがその警察官だ」

『その警察官が一般人のJKに手錠かけるの駄目だと思うんですが？』

松「おー。その一般人がなんで爆弾の遠隔操作コードの接続を外せる？」

三人「「!!」」

チッやっぱバレたか。

『なんのことですか』

萩「第一発見者Aちゃんでしょ？」

『そうですけど』

松「監視カメラに映ってたんだよ」

『なわけないですよ。だって見えないよう…』

しくった。

萩「はい。爆弾に触ったんだね、で？なんでできたの？」

『勘』

萩「んなわけないでしょ！」

『もし仮に私がコードの接続を外したとして証拠は？』

松「なんにも？指紋すら出なかったからな」

『それじゃあ』

降「指先にコーティングをしてたんじゃないか？」

ッ！
指先を丸め隠すようにする

流石企画課(ゼロ)

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